◆画像説明
1.第27回チラシ表
2.第27回チラシ裏
3.プラカード1・2
4.プラカード3・4
みなさま
毎度お騒がせします。
第27回広島2人デモのご報告を致します。
今日の参加者は5人
哲野、網野、大歳さん、Kさん、Kさんの娘さんでした。
広島は冷たい雨が降っています。
集合場所には網野が残り、哲野にはアーケードに行ってもらいました。
しばらくすると警察の方が来ました。
出発地点をアーケードのに変えたことを伝え
指令書の確認をして移動します。
警察「また23日から冷え込むらしいですね」
網野「ホワイトクリスマスになるといいですね」
警察「子どもは喜ぶでしょうけど、車を運転する大人には・・・勘弁してほしいですけどね」
言わんとすることはわかりました。・・・さすが。
警察官らしい感想に思わず目じりが下がってしまいました。
アーケードに行くと、全員集合してました。(笑)
大歳「今日はスピーチが用意してありません。選挙の結果がショックで・・・スピーチを書こうとしても途中で手が止まってしまう・・」
哲野「はははは。ある漫画家さんのメールを見ると、選挙結果みながらのんだくれていたと書いていたね。」
大歳「僕もそんな気分です。気持ちがわかるな」
哲野「じゃあ今日のトップバッターは僕で。あとマイク渡します」
若い方にはショックを受けた人がかなりいたようです。
警察の方にチラシを渡しました。
哲野「自民公明はフクシマ事故の戦犯政党ですから」
網野「それに、なぜ広島市民の私たちが大飯原発再稼働を反対するのかも」
哲野「ま、もう一度再確認ですね」
音楽が鳴り、スタートです。
本日のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121221.pdf
プラカードは上の画像をご覧ください
哲野「毎度毎週、お騒がせします。関電大飯原発再稼働に反対する広島2人デモです。
毎週金曜日夕方、抗議・反対して歩いています。
総選挙が終わりました。
フクシマ事故戦犯政党の自民党・公明党に政権が握られることが確実となりました。
みなさん、警戒しましょう。
チェルノブイリ事故で放射線内部被曝を受けたウクライナは
1991年から2009年の20年足らずのあいだに、650万人の人命が失われた、とウクライナ政府は
2011年4月に世界に向けて報告しました。
ベラルーシ政府はベラルーシ国民の放射線内部被曝の94%までが放射能汚染食品の経口摂取によるものと報告しました。
日本政府は2012年4月から放射能汚染食品の規制を厳しくしましたが、これはザルです。
強制義務がありません。
みなさん、スーパーマーケットに行くとき、今お菓子屋さんの前を通っていますが
そのお菓子屋さんでお菓子を買う時、もう少しいくとマクドナルドがありますが
そのマクドナルドでハンバーガーを買う時、
「放射能食品検査をしてますか?」と聞いてみてください。
10軒に8軒は怪訝な顔をして「してません」と答えるはずです。
今の食品規制はお飾りです。
もっと厳しく実効のあるものにしていかねばなりません。
福島事故戦犯政党が再び政権を握ることで
来年7月以降、続々と原発が再稼働するでしょう。
また、放射能汚染食品など、放射能拡散はさらに進んでいくでしょう。
警戒しなければなりません
そして来年の参議院選挙ではけっしてこうした原発事故戦犯政党に票をいれてはなりません。
もし、私たちが、放射能の人体の影響について正しく知らされていたなら
けっして、自民党などに票を入れるなんてことはありえなかったでしょう。
原発安全神話に騙されていたように、今私たちは放射能安全神話に騙されています。」
みたいなはなしを繰り返しました。
途中から大歳さんにマイクが渡りました。
大歳「自民党と公明党に政権が渡りました。
大ショックでした。原発が次々と再稼働するでしょう。
特に広島は、四国電力伊方発電所の再稼働が心配です。
中国電力の島根発電所の再稼働、、また
上関原発の建設再開、島根原発3号機の建設再開、
広島は瀬戸内海を挟んで原発に取り囲まれることになります。
私はこれが、一番心配です。
釣好きの私としては、事故を起こさなくても大量のトリチウムが放出され
瀬戸内海が汚染されていくのが心配です。
なんとか食い止めたいと思っています。
みなさん、よろしくお願いします。私からは以上です。」
街の雰囲気は師走とクリスマスの感じです。
大歳さんと並んでプラカードを高く掲げて歩くKさんの高校生の娘さんのもくもくとうつむいて歩く姿が
今日は特に、印象的でした。
また、申し訳ないとも思いました。
プラカードをチラチラみてもらっているのはわかりました。
商店街のオーナーが、隙あらばと道路の真ん中まで出てくれていたのがわかりましたが
ちょうどお客が入ってきて、対応されていました。
チラシがお渡しできなくて残念です。
本通りに往復して帰って来た時、さよなら原発ヒロシマの「ヒロシマ・アピール・ウォーク」が目の前を通りました。
こちらは信号を4回待って、街宣状態でスピーチしました。
雨なのでアーケードの中で終了しました。
警察にお礼を言って別れ、
恒例の立ち話になりました。
網野「チラシ何枚残りましたか?」
Kさん「3枚」
全員「ええ~~~っ!!!!そんなに捌けたの?」
哲野「おかしいなぁ。今日は僕はよそよそしく感じたけどなぁ。」
大歳「いや、僕も。」
Kさん「いや、違うんですよ。行きと帰りじゃ全然違ってましたよ。
私が思うに、時間帯のせいでしょうね。
行きは6時過ぎ、みんな用事があって足早でした。
プラカードもちらっとしか見ませんでした。
だからよそよそしく感じたんじゃないですかね。」
網野「そういえば、みんな急ぎ足だったよね。
振り返りながらプラカードみてた。」
Kさん「でも、帰りは違ってましたよ。もう、6時半過ぎると歩く速度が違うんです。
ゆっくりになってますよ、ホラ。
プカラードも見てもらえたし、チラシも受け取ってもらえました。」
哲野「僕は喋るのに気が取られていて全然気が付かなかったなぁ。」
Kさん「電車道の信号で、4回ほど待ちになったじゃないですか。
あの時はチラシを取りに来た人も居ましたよ。
また、若い男の子のグループにチラシを差し出すと
誰かが「いらない」と手を振るんですが、誰かが「ちょうだい」といって結局受け取る。
それからパルコの前ですけど、数人のグループにチラシを差し出すと
「みんな、放射能いらないよね」と仲間に声をかけながら受け取ってくれましたよ。」
哲野「なるほど、よそよそしかったんじゃなくて、忙しかったのか!」
全員「そうでしょうね、やっぱり。」
そんな話をしているうちに、さよなら原発ヒロシマの会「ヒロシマ・アピール・ウォーク」に参加した人が
帰りがけですれ違いました。
向こうのメンバーも気が付いてくれて、「お疲れ様でした!」と声を掛け合いました。
そのメンバーの一人が話しかけてきて
男性「広島2人デモさんですね?ご苦労様です。このプラカード綺麗でよくできてますね」
網野「ありがとうございます」
男性「総選挙は残念でしたね。」
大歳「そうですよ、あんなに負けるとは思わなかった。大ショックですよ」
男性「僕も立候補したんですよ」
哲野「え?お名前はなんとおっしゃるんです?」
男性「大西オサムと言います。」
哲野「西区じゃないですか?僕入れましたよあなたに」
大西「ありがとうございます。」
哲野「他に入れるところがなかったんでね。今回の選挙はよりよいところにいれるんじゃなくて
より悪くないところに入れるのが私の基準でした。」
大西「ああそうですか、でも僕西区には住んでますけど、1区ですよ」
哲野「1区?」
網野「哲野のところは2区じゃない?」
哲野「そうだっけ?あ、ぼく大西さんに入れてない!ぼく、いれたのはナントカ森さんというひとで、共産の人だったけど」
大西「中森ですね。」
哲野「ああ、そう!中森さん!他に入れる人がなかったもんで、白票入れるのも癪だし。他に入れるところがないんだもん」
大西「ああ、そうですか・・・」
しゃべっている間に、チラシが2枚はけて、Kさんの手元に残ったのは結局1枚でした。
来週はやはり福島事故戦犯政党自民党、公明党をなじりたいと思います。
特に、首相になる安倍晋三君は前回首相の時に国会答弁で「原発は絶対安全だ」と答弁を繰り返しています。
おじいさんの岸信介君同様に戦犯の中でもA級戦犯です。
A級戦犯が再び首相に返り咲くわけです。
国会の冒頭ではぜひとも戦犯政党を代表して一言、福島事故に対する謝罪があってしかるべきです。
この謝罪と反省なしに首相の重責を任せるわけにはいきません。
安倍君、謝りなさい。
謝るところから出発ですよ。
そういえば、君のジイサンも侵略戦争をこころから反省してなかったねえ。
新聞報道によれば公明党からは前代表の太田昭宏君が入閣だと伝えられています。
もしそうなれば、公明党を代表して国会でフクシマ原発事故に対して不明を詫び、一言、謝罪を聞きたいものです。
さらに繰り返し、これからも
フクシマ放射能危機の危険性を理知的に、データと共に
広報し、訴えていくことが必要だと、みなさんの反応から感じました。
以上ご報告を致します。
来週28日も歩きます。