◆画像説明
1.第15回伊方チラシ1-4P
2.第15回伊方チラシ2-3P
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130316_ikata.pdf
3.プラカード1・2
4.プラカード3・4
5.今日の天気
みなさま
第15回伊方デモ3月16日の報告が主催の原田さんからありました。
参加した私からも補足報告いたします。
まずは主催の原田さんの報告です。
みなさま
原田です。
3月16日第15回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。
3月16日(土)15:00にスタート。今回は4人で歩きました。
今回のチラシのタイトルは、
「危険な伊方原発が再稼働します プルトニウムやトリチウム…厖大に溜め込まれた放射性物質」。
▼チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130316_ikata.pdf
次のようなことを訴えました。
福島原発からは、今も1時間あたり1000万ベクレルの放射性セシウムが放出しつづけています。
放射性物質に高濃度に汚染された汚染水が溜まりつづけています。
広い地域で、今も放射線管理区域レベルの放射線にさらされながら、人々が生活しています。
東京都新宿区の友人の家の庭の苔からは、1㎏あたり1万ベクレルの放射性セシウムが検出されたとのことです。
福島原発事故は今も続いています。
にもかかわらず、国は原発再稼働に向けて、着々と準備を進めています。
原子力規制委員会で、原発の新安全基準が準備されつつあります。
今年の7月にはそれが決定されます。
そして、その後、「新安全基準」に照らして原発再稼働のための審査が行われますが、
再稼働に向けて最短距離にあるのが、広島市から一番近い原発、広島市から100キロの四国電力の伊方原子力発電所です。
原発事故が起きたとき、福島第一原発1号機~3号機には1496体の核燃料集合体がありました。
また、1号機~4号機の使用済み核燃料プールには、3106体の燃料貯蔵体がありました。
今、伊方原発1号機~3号機の原子炉内には383体の核燃料集合体が格納されています。
伊方原発の敷地内には、使用済み核燃料が1408体保管されています。
これらの核燃料集合体や使用済み核燃料の放射性物質、ウランやプルトニウムや「死の灰」の量は、合計で約750トンにのぼります。
これは、広島原爆で使われた放射性物質は約75㎏の1万倍の量です。
ひとたび事故が起これば、これらの放射性物質が環境中にばら撒かれます。
伊方原発は中央構造線という大活断層の直近にあります。
巨大地震に見舞われる可能性は、非常に高いところです。
伊方原発で再稼働される可能性が高いのは、3号機です。
この3号機では、「プルサーマル」が行われます。
通常のウラン燃料に加えて、プルトニウム燃料を原子炉で使用するのです。
ところが、プルトニウム239の熱エネルギーは、ウラン235に比べて、40倍も大きいのです。
また、プルトニウム燃料は、ウラン燃料に比べて、溶融点、溶け始める温度が、70度も低いのです。
熱エネルギーが大きく、溶融点が低いということは、それだけメルトダウンの危険性が大きいということです。
ひとたび事故が起これば、このプルトニウムも、環境中にばら撒かれます。
当然、広島にもやってくるでしょう。
プルトニウムは、体内に摂り込まれると、非常に危険な物質です。
プルトニウムの半減期は1万年を越えます。
肺などに付着したプルトニウムは、永久に排出されません。
お配りしているチラシには、豚の肺に付着した、プルトニウムの飛跡の画像が載せられています。
体内に付着したプルトニウムは、放射線を発して、周囲の細胞を破壊しつづけます。
1kgあたり1万2000ベクレルのプルトニウム238をラットの新生児に与えたところ、
2週間以内に、45%のラットの新生児が死亡したという実験結果があります。
1kgあたり1万2000ベクレルのプルトニウム238の実効線量は、わずか0.1ミリシーベルトです。
また、伊方原発は平常時でも大量のトリチウムを環境中に放出します。
2001年から2010年の間に伊方原発が瀬戸内海に放出したトリチウムの量は、552兆ベクレルにのぼります。
電気事業連合会などはトリチウムは人体に害がないと言っていますが、事実は違います。
水素の同位体であるトリチウムは、水や水蒸気の形で体内に取り込まれやすく、元素転換によって細胞を破壊してしまいます。
原発から出るトリチウムの量と、周辺の都市の新生児死亡率との間に相関関係があることが、海外の研究で確かめられています。
(以上、チラシの内容に沿って。それから、15日の「2人デモ」でも話させていただいたのですが、
亡くなられた堀啓子さんからうかがっていたお話から、次のようなことも。)
私の知っていた方は、原爆が投下されたとき6年生で、直接の被爆はされませんでしたが、
放射性物質を含む雨「黒い雨」が降った地域で、家庭菜園で採れた野菜を食べ盛りの時期に食べて育ち、
40代でがんを発症して亡くなられました。
同じ地域の同じ年代の人に、若くして亡くなられる人が異常に多かったようです。
薬剤師でいらっしゃったこの方の奥様は、おつれあいのがんの原因は、
成長期に食べ物とともに摂り込んだ放射性ストロンチウムであろうと考えておられました。
この推測は当たっていると思います。
原発事故で放出される放射性物質の量は、広島原爆とは比べ物にならない膨大です。
放射性物質は、体の内部に摂り込まれると、内部被曝を引き起こします。
内部被曝は、外部被曝とはまったく違う現象です。
体の内部に摂り込まれた放射性物質は、付着した部分の周辺の細胞を、非常に高い密度で攻撃しつづけます。
その結果、生物の体を構成する細胞は、さまざまな形でダメージを被ります。
遺伝子の情報に狂いが生じて、がんや白血病、先天性障害の原因となることはよく知られていますが、それだけではありません。
急激な細胞の老化や、免疫機能の低下も起こります。
放射線は、細胞そのものを損傷します。
最近、心臓が突然機能を停止することで起こる突然死が増えていると聞きます。
内部被曝のメカニズムを考えれば、これは少しも不思議なことではありません。
たとえ50ベクレルのセシウム137であっても、それが心臓の要となる部分に付着して、
その部分にダメージを与えれば、心臓の突然の機能停止が起こることに、何の不思議もありません。
放射性物質に汚染された食べ物は、間違いなく私たちの食卓にものぼっています。
私たちは、巨大な嘘の体系の中に取り込まれています。
現在の放射線の防護基準の元をつくっているのは、ICRP(国際放射線防護委員会)という機関です。
ICRPは、私たちの命や健康を守るために存在している機関ではなく、
核兵器開発や原発ビジネスを進める、国際的な核利益共同体の利益を守るために存在している機関です。
多くの国々が、このICRPの勧告にしたがって放射線防護の基準を決めています。
もちろん日本もです。
いろいろな「嘘」や「ごまかし」が流されています。
内部被曝と外部被曝の影響は同じだという「嘘」。
低線量放射線の健康影響は、がんと白血病と動物実験による遺伝だけだという「嘘」。
がんや白血病は被曝から5年経たなければ出てこないという「嘘」。
100ミリシーベルト以下の被曝なら健康への影響はないと思い込ませる「ごまかし」。
国も、マスコミも、この「嘘」の体系を私たちに押し付けようとしています。
国内・国外の核利益共同体の利益を守るためです。
彼らにとって、福島原発事故被災者の命、私たちの命など、鳥の羽よりも軽いものです。
それよりも核利益共同体の利益のほうが重いのです。
原発は、現在も多くの人の命を奪いつづけています。
原発が存在し続けるということは、私たちの生存権が現実的に脅かされ続けるということです。
今回も島根から駆けつけてくださった、廃炉マリョーシカさんは、
島根原発3号機の運転をやめさせるための訴訟」への参加(原告・サポーターとして)を訴えてくださいました。
チラシ、プラカードを毎回作成し、スピーカーを掲げ続けててくださる網野さんは、
伊方原発の再稼働を止めるただ一つの手だては、広島市の100万の市民、松山市の50万の市民が、
伊方原発再稼働を認めない、とはっきり政治意思表示することだと訴えてくださいました。
人通りは非常に多く、多くの人がプラカードに目をやっていました。
しかし、危機が迫っているという雰囲気には程遠い、春の午後の本通りでした。
スピーチのしかたにも、もっと工夫が必要です。
次回は、3月30日(土)15:00~、同じコースで歩く予定です。
以下網野の補足です。
当日は天気もよく、暖かく、まさに観光日和。
多くの観光客がいました。
海外旅行者や岩国から来たと思われる海兵隊の人たちも多く見受けられました。
▼プラカード
本日の天気
原田さんと3人で待っていると廃炉マトリョーシカさんが来ました。
立ち話です。
しばらくすると警備の警察の方もいらっしゃいました。
網野「お天気が良くて良かったです。」
警察「本当そうですね。明後日からまた雨だそうですから。晴れが間に合って良かったですよ。」
警察の方はお仕事ですから・・・
雨となると気持ちの負担も違うでしょう。
気持ちよく仕事はしたいものです。
ほんといい気候の晴天でよかったです。
原田さんと指令書の確認を済まされ、チラシをお渡しします。
しばらく雑談していると時間が来ました。
網野「15時になりました!行きましょうか」
1-2
3-4
網野とシカさんが先頭
スピーチ原田さん、哲野がチラシまき。
原田さんのスピーチは報告にある通りです。
本通りは卒業シーズンもあり、羽織袴や着物を来た若い女性もちらほら見えます。
買い物客に加え、旅行者の多いこと・・外国人の多さが特に目立ちました。
しかもあきらかに4~5か国はあります。
原田さんがスピーチしていると女子高校生の2人が声をかけてきました。
どうも顔見知りの子だったようです。
スピーチを途中、中断して・・・
高校生「何をやってるんですか?」
原田「これをやってるのよ」
とチラシを渡して、少しお話されてました。
次にシカさんのスピーチです。
シカ「広島市民の皆さん、今日も私は中国山地を越えて遣って来ました。
今日で8回目になります。山陰、島根県からこの地に遣ってまいりました。
まず、皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。
本当に、どうもありがとうございます。
これからの私たち島根県民のあり方に共鳴して、
この広島から島根原発3号機の運転開始をやめさせるための訴訟を、
サポーターとして広島市民の中からご協力なさった方がいます。
本当に心からそのかたにお礼を申し上げます。
さらに私は、広島県の皆様に訴えたいと思います。
現在、島根原発3号機の運転をやめさせるための訴訟を準備しています。
その会員(原告・サポーター)を募集しています。
正式名称は、
中国電力・島根原子力発電所3号機の運転をやめさせる訴訟の会です。
民主党政権から自公連立政権に代わり、島根原発3号機(ABWR130万kw)
の運転開始に向けて様々な動きが加速されようとしています。このまま推移すれば
確実に島根原発3号機は、今年の夏頃から運転されてしまいます。
島根原発3号機は、運転開始前の最終段階で、原発の心臓部ともいえる
「制御棒駆動機構」の故障で「原因究明」に1年近く費やしたいわく付の原発です。
仮に「原発運転40年」が実施されれば、島根県が日本で一番最後まで原発が
運転されることになります。島根原発は鳥取県も含めて半径30キロ圏内に
約44万人が暮らしています。もし、事故が起きれば3.11福島第一原発事故を
超える惨事になることは火を見るよりも明らかです。
このたび、私たちは、子どもたちの未来のために、いのちと暮らしを守るために、
島根原発3号機の運転をやめさせるために、国(行政訴訟)と中国電力(民事訴訟)
を相手に裁判をすることにいたしました。原告は、1,000人を目標とし、
島根県・鳥取県の住民を中心に中国地方はもとより全国の脱原発を求める
多くの皆様に呼び掛けたいと思います。また、原告以外にサポーターとして
応援していただける方も同時に募集いたします。
ご存知のように裁判には莫大な「お金とエネルギー」がかかりますが、
島根原発の運転をやめさせたいという思いを広げて是非目標の1,000人を
達成させたいと考えています。多くの方にこの訴訟への関心を持っていただき、
ご参加いただきますようお願いします。
広島市民の皆さん、ご傾聴ありがとうございました。」
シカさんのスピーチは、みんなに聞かれていました。
次に哲野にマイクが渡ります。
哲野「土曜日の午後、お邪魔します。
広島から最も近い原発は愛媛県
直線で100キロしか離れていない、愛媛県の伊方原発です。
遮るもののない瀬戸内海を超えてわずか100キロメートルしか離れていない
四国電力の伊方原発、愛媛県の伊方原発
みなさんご存知かどうかわかりませんが
原子力規制委員会が原発再稼働の新安全基準を決めていますけど
この新安全基準にもっとも合致してもっともはやく再稼働するのはこの伊方原発です。
新安全基準が施行される7月以降
もうちょっと正確に言うと7月18日以降
もっともはやく再稼働するのは
この広島からわずか100キロしか離れていない愛媛県の伊方原発になることはほぼ確実です。
何事もないように今歩いておられる、広島のみなさん
四国電力の伊方発電所が再稼働することを覚悟しておきましょう。
そして大事故が起こらないように祈ると同時に警戒しておきましょう。」
次に網野にマイクが渡ります。
網野「みなさん、お騒がせしております。
休日のところすみません。
普通の市民です。デモをするというので参加しました。
広島から一番近い原発は、愛媛県の佐田岬にある伊方原発です。
100キロしか離れていません。
みなさん、よく覚えておいてください。
中国電力の島根原発ではありません。
愛媛県の佐田岬にある伊方原発です。
瀬戸内海に向いて立っています。
今この原発が再稼働にもっとも近い原発なんですが
私はこれを止めたいです。
ご存知かどうか知りませんが、他の原発と違ってケタ違いに危険です。
調べれば調べるほどわかりました。
調べた内容はチラシにしていますのでもしよければご覧ください。
原子力規制委員会の原発再稼働までのロードマップを見ますと
私たちが止めるために動けるのは、政府が政治判断で最終的に再稼働を決定することになってるんですけども
ここにかけるしかありません。
原発を止めたい人は、県議会とか市議会に圧力をかけて
原発をうごかさないでほしいという決議を上げさせる
こういった動きが必要になってきます。
そのことだけは覚えておいていてほしいと思います。
どういう形でもかまいません。
別にデモとか参加しなくていいんですけど
原発やっぱり危ないな、止めたいなと思う方は
こういう手だてでしか、もう止める手立てがないということをご理解ください。
政府の政治判断にかけるしかない、という状況になっています。
私たちの政治意思をしめさないと
どんどん決められたレールの上で原発の再稼働は進んでいきます。
伊方原発は瀬戸内海に向けて建っています。
もし何かあったら・・・といっても原発は通常でも放射能を出すんですけど
もし何かあったら、相当汚染されます。
伊方原発のすぐ横にきらら館というPR館があります。
そこの売店で近くでとれた魚をすり身にして、揚げたはんぺんを売ってるんですど
現地の人は食べないそうです。
捕れた魚も黙って出荷しているそうです。
岩場で捕れる高級魚、これは広島方面に出荷しているそうです。
これは私が実際に現地の人に聞きました。
通常でも健康被害が出ているようですが、あまり伝えられていません。
教えてくれた方は、いまがんで苦しんでおられます。
伊方原発で何かあったら、カキ養殖はダメになると思ってください。
海産物はだめになると思ってください。
通常でもトリチウム・・・トリチウムしか言ってませんが
いろんな放射性物質もでています。
事故になったらセシウム、ストロンチウム、プルトニウムが放出されます。
ここは燃料にプルトニウムを使っています。
大量のプルトニウムを保管しています。
大量の放射性物質を保管しています。
広島型原爆に換算すると約1万発分のウランがあります。
これが放出されるということをイメージしてみてください。
広島の比ではない、ヒロシマの1万倍だと思ってください。
どれだけ拡散するかを想像してみてください。
そういう危険が100キロしか離れていない伊方原発の敷地内にあります。
非常に危険です。
もっと危険なことがあるんですけれども
ここが事故を起こす危険性が他の原発より高い可能性というのがいくつかあります。
それはお伝えしきれないのでチラシにしてまとめてあります。
もしよかったらご覧ください。
ここから大量にでるトリチウム、これは安全だって言われてますけど、これは大嘘です。
これも医科学的に証明された論文を引用してチラシにまとめてありますんで見てください。
放射能は大丈夫、100mSv以下は大丈夫という基準
実はこれは広島と長崎の原爆被爆者の寿命調査のデータが元になってます。
これは実は外部被曝、しかも5年後からの調査なんですけど
これを無理やり「外部被曝も内部被曝もいっしょだよ」といった仮説で
今、福島のひと、世界中の人々の被曝強制が推し進められてます。
そういう事を知らない専門家が「白血病や甲状腺がんは5年後から出てくるんだよ」って言ってますがこれ大嘘です。
5年以降からしか調査してないものを使っていて
科学的だと自分達では言っているだけです。
5年後までにがんや白血病やそのほかの健康障害で亡くなった人たちのデータは全く含まれていません。
無視されています。
ですから、がんや白血病は5年後から発症するのではなく、単に5年後から調べ始めただけのことです。
現実には5年以内に多くの人が様々な健康障害を起こして亡くなっています。
外部被曝と内部被曝が医科学的に同じだと言いますが
それは単なる仮説です。
外部被曝に当てはまることを無理やり内部被曝にあてはめただけのことです。
内部被曝と外部被曝はリスクは同じ、と言うのは未だに証明されず仮説のままです。
この被爆者の寿命調査データがもとになって、ICRPの放射線防護基準やリスクモデルが出来上がり
それが勧告され、日本政府が無批判に取り入れて現在日本の防護行政が行われています。
そして福島にもそれがそっくり適用されています。
そういう放射線防護行政の中に私たちは暮らしています。
そのことだけは理解しておいてください。
これはなんとかしていかないといけないんですが
今一番大事な事は、今何が行われているのか
今どういった事実を元に、私たちは生きてるのかということを
いま、知ることが一番大事なことだと思います。
デモより、反対集会より、もっともっと大切なことは
私たちがどんな世界に暮らしているのかを知る事だと思います。
すいません、お騒がせいたしました。」
ということで元安橋に帰ってデモ終了。
警察の方にお礼を言ってお別れしました。
チラシは4人、しかもチラシ配りが交代で2人という状態だったんですが50枚ははけました。
その2人のうちの哲野は最悪のチラシの配り手なので、ほとんどマトリョーシカさんが渡しちゃいました。
おじさんとか、家族連れの方は特に、チラシを取ってくれました。
私は配っていませんが、配られたチラシを手に持って歩く小さい子どもをつれた家族連れや
おじさん、おばさん、若い男性が多かったです。
途中網野はスピーカーかかえ、プラカード2つもってチンドン屋状態で歩きました。
広島2人デモの初期のころはよくやってましたので慣れたものです。
チラシまきのほうが大事です。情報はチラシにあるので。
振り返りながらくすくす笑う人がいましたが、
いやな笑いじゃなく「すげえな」という笑いだったので、本気度は伝わったかなと思います。
しばらく立ち話になりました。3~40分くらいでしょうか。
その途中で哲野が元安橋のたもとで
会合から帰りの女子大生6人が立ち話をしていたところへ割り込み、
哲野「すいません、一つクイズを出します。
広島から最も近い原発はどこでしょうか?
みなさん、ちょっと答えてみてください。」
すると、6人のうちの1人が自信なさそうに「島根原発?中国電力の?」
哲野「他の人はどうですか?」
誰も自信を持って答える人はいません。
哲野「それでは今日はお日柄もよく、特別に正解をお教えしましょう。
実は、愛媛県にある四国電力の伊方原発なんです。
ほら、見てください。」
とチラシを見せ、
哲野「伊方原発は広島から直線で100キロ。
島根原発は直線で135キロ。
正解は伊方原発です。
しかも、ほら島根原発はここに中国山地がありますが
伊方原発は全く遮るものがない、直線・瀬戸内海で繋がっています。」
とチラシを渡して別れました。
哲野「ほら、原田さん。まだまだ知られてませんよ。」
原田「今の、広島の子?」
哲野「そこは確認しておきました。就職関係の集まりの帰りだそうです。広島の女子大生です。」
シカ「繰り返し繰り替えしやらないと駄目ですね。」
哲野「その通り。今の情勢だと新聞が伊方原発再稼働!って書いても広島の人はぽかーんとしてますよ。
再稼働反対どころじゃない、伊方が知られていません。」
網野「今のやり方をもっと進化させるやり方があるんじゃないかね?」
哲野「うん。あると思う。」
網野「とにかく、数人で隔週広報したくらいじゃなかなか伝わりませんよ。」
哲野「でもね、それが基本。基本をしっかりみっちりやらないと。でも次のステージが僕は見えてきたように思う。」
網野「それってなんですかね?」
色々4人でそれに関して話したのですが
基本がまだ出来ていない上に
まだまだ次のアイデアも議論が足りません。
もっともっと多くの人の視点が必要です。
以上ご報告いたします。