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【お詫びと訂正】第108回広島2人デモチラシ

【お詫びと訂正】第108回広島2人デモチラシに誤りがありました。

誤りの箇所は表7「各電力会社 発電量・販売量」のなかで、P9 表7-7四国電力の項です。
四国電力「水力発電量」と「火力発電量」と表記していましたが、これはそれぞれ「水力発電供給量」と「火力発電供給量」の誤りであり、お詫びして訂正いたします。
なお、現在掲載しているチラシでは正しく訂正しております。

四国電力は有価証券報告書に自社発電量を報告しておりません。
そのかわり、他社購入電力、他電力会社からの融通購入電力を一括して表示し、これに「供給量」の項目名で表記しております。
自社発電量を有価証券報告書に記載していない電力会社は四国電力だけであり、ややおかしな表記の仕方だと考えられますが、これは同社が1年間に確保する電力の内訳、すなわち水力発電量、火力発電量、原子力発電量、新エネ発電量、他社購入電力量、他電力会社からの購入電力量、すなわち融通電力購入量の内訳を公開したくないためだと考えられます。

同社がなぜこの内訳を公開したくないかというと、四国電力は原発の電力なしでも管内の電力需要を充分に賄える体制を持っているにも関わらず、原発なしでは電力が足りないの宣伝を継続しており、確保電力の内訳を公開すると、この宣伝が虚偽であることがあからさまになるためだと考えられます。

しかし、上場会社が自社発電量を有価証券報告書で正確に記載していないことは一般投資家に対する報告義務怠慢であり、虚偽報告ではないものの、同社の公表する有価証券報告書の信頼性に大きな疑問符がつく内容となっております。