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第31回広島2人デモ 1月18日報告

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◆画像説明
1.第31回チラシ表
2.第31回チラシ裏
3.プラカード1・2
4.プラカード3・4
5.本日の空

みなさま

毎度お騒がせいたします。
第31回広島2人デモのご報告をいたします。

今日の参加者は6人
哲野、網野、Kさん、Kさんの娘さん、じゃけえさん、シュウトさんでした。

そして時々言わねば。
いつもスピーカーを貸して応援してくださる
久野さん、ピースリンクの皆様、本当にありがとうございます。

今日は昼に粉雪が降り、水もカチカチに氷ったままになるほど寒い日でした。

先週よりまた少し明るくなっています。

集合場所に行って待っていると自転車の女性が信号待ちでプラカードをじっと見ます。
会釈してくれます。
そういえばこの方、以前にもお会いしたことある。
たしか、福島出身の方だったような。
以前も、デモ前に声をかけて来てくれ、少し立ち話をした記憶があります。
哲野がお読みになりますか?とチラシを出したら
受け取ってたたんでカバンに入れて、先を急ぐように自転車で立ち去りました。
私の記憶に間違いがなければお子さんを迎えに行くところだと思います。

しばらくすると、警察の方が。
警察「こんにちは、お久しぶりです、今日は私が担当になります」
今日の担当の方は昨年8月以来のお久しぶりの顔。
哲野「夏の一番暑い時に来てもらって、今度は冬の一番寒い時にきてもらって・・・」
極端ですよね。
指令書の確認をして、チラシをお渡ししました。

じゃけえさん、Kさんと娘さんが登場。

じゃけえさんは「用事があって15分ほどしか参加できません・・・」
ということでスピーチのトップバッターはじゃけえさん。

音楽が鳴りました。

出発です。

本日のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130118.pdf
A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130118-A4.pdf

本日のプラカード
△上の画像をご覧ください。

スピーチ開始です。

じゃけえ「原発がどれくらい危険か皆さんご存知ですか?
     テレビで言ってないから大丈夫。そんな重要なことならテレビで言ってるはずでしょ?と思われているようですが、そうではありません。
     テレビで流れないのはそれを知られると都合が悪いと思う人がいるからです。
     本当の事は知ろうとしなければ知れません。
     皆さん、想像してみてください、もし、自分が福島で生まれていたら。
     自分が、あるいは自分の大事な人が原発の作業員だったら。
     想像してみなければ福島の方々を思いやる事は出来ないのではないでしょうか。
     声をあげる事で原発の稼動・新設の抑止力になります。
     声をあげる事を考えてみてください。よろしくお願いします。」

じゃけえさんがスピーチしているとき
澄んだ若い女性の声の素直なスピーチが響くのか
やはり視線が集まりました。

それから哲野にマイクが渡ります。

じゃけえさんはプラカード持って先頭を歩いてくれます。
先週同様、左に娘さん、右にじゃけえさんで網野は両手に華です。
(2人とも雪割草の花のようにかわいらしい方なので、網野はちょっといい気分なのです)

哲野のスピーチ中、「おお、こんにちは・・」と声が聞こえます。
あれ、知り会いがいたのかなと思ったら
じゃけえさんに「変わりましょう」と声をかけてプラカードを変わりに持ってくれたのはシュウトさんでした。
たぶん仕事帰りです。

哲野のスピーチは以下の通りでした。

哲野「東京電力が原子力規制委員会に定期的に提出している報告書と規制委員会の評価を読むと
    東電福島原発は収束してないどころか、むしろ深刻な事態になっているようです。
    現場の作業員の奮闘でなんとか最悪の事態を防いでいるのが実情だと思います。
    東電福島からは、もう事故から2年も経とうとしているのに平均1時間あたり1000万ベクレル(ヨウ素131換算)もの
    放射能を放出しています。
    止める手立ては今のところありません。
    水で冷やして急速な核崩壊を止めているのが実態です。
    環境に、私たちの生活空間にこれ以上余分な人工放射能を加えるべきではありません。
    これが、大飯原発再稼働に反対する理由です。

    原発・核施設は正常運転でも放射能を出します。
    規制当局は上限値(管理値)を設けて一定の放射能の放出を許しています。
    原発がどの程度の放射能を出しているかは、不正確ですが、原子力施設管理年報という
    報告に記載されています。
    それによると、四国電力伊方発電所は2010年1年間で1万7000ベクレルのヨウ素131を放出していました。
    東電福島原発は、たった今でも1時間に1000万ベクレルの放射能を出しています。

    事故前であれば、新聞の1面トップをにぎわすニュースです。
    しかし、このことは今、ニュースですらありません。

    なぜ私たちは平然とこうやって本通りを歩き、無警戒に食品を食べ、何事もなかったように過ごせるのでしょうか?
    それは、私たちが「放射能安全神話」を信じているからだと思います。
    放射能安全神話は低レベルの放射能であれば、健康に害がない、或いは健康に害があるという科学的な証拠がないと
    私たちに繰り返し繰り返し刷り込みます。

    しかし、これは事実ではありません。
    内部被曝では人によってはごくわずかな放射能でも病気になります。
    ウクライナのケースで言えば、死亡原因の半数は心臓疾患です。
    第二位が呼吸器系疾患です。
    放射能はがんを発症する、事実ですが、がんのみを発症するわけではありません。・・・」

というような内容を繰り返しました。

プラカードは、チラチラ見てくれます。
目の前の女性は振り返りながら見てくれました。
ですが、やはり自分の関心とかけ離れているのか、反応はあまりよくありません。
むしろ、おじさんや年配の方の反応が多かったように思います。

今日気になったのは、客引きホスト男の子たちの顔ぶれが最近変わっていることです。
昨年の冬くらいからだったと思います。
私たちのデモを物珍しそうに、そして通りを塞ぐように5~6人が見ているのです。
そしてじろじろみて、近づくと、ギリギリすれ違うほどによける。
つまりあまり避けたくない感じでした。
今日も同じようにすれ違うほどの位置になるかなと思ったら
デモが近づいたのをみてゆっくり移動して程よい距離で間をあけてくれました。

次にKさんにマイクが渡りました。

Kさん「みなさん、こんばんは。
    福島の小中学校の子どもたち14人が、年間1ミリシーベルトの被曝線量内で生活したいと
    裁判を起こしています。
    しかし、このことは報道されません・・・」

この時、ちょうど金座街に差し掛かっていたのですが、
周りの会社帰りの人たち、本屋で立ち読みしている人たち、
店舗前で待ち合わせしている風情のサラリーマンの視線が集まりました。
「え?子どもが裁判おこしてるの?」という表情です。

Kさん「みなさんは小中学校のころ、どんな事を考えていましたか?
    少なくとも、放射能で自分や家族がかんや色々な病気にかかるんじゃないか、
    そんな心配はしていなかったと思います。
    フクシマ事故や放射能の影響で今の子どもたちは
    放射能を心配し、怯えて暮して行かなければなりません。

    本当の事を知ろうと思えばインターネットで知ることができます。
    みなさん、原発のこと、福島のこと、
    本当の事を知ろうとお考えくださいませんか。
    よろしくお願いします。」

哲野がじ~~っとプラカードを見ている中年の女性がいたので
チラシを渡しにいくと、その女性は
「結構です。私はあなたがたの主張に反対です。」
時間もなかったので話をしたかったんですが哲野は頭を下げてまた元の場所に戻りました。
私たちは原発反対の立場ですが、真面目に考えて原発賛成の人も多い。
こういう人たちとお互いに事実と主張を持ち寄ってしっかり話をしてみなければなりません。
(原発推進に誘導しようと思っている人たちには別な対応になりますが
 原発賛成の人と冷静な話し合いを持たねばならないと思います。)

そしてまた哲野にマイクが渡ります。

前と同じ内容のスピーチです。
本通りに入ると、行きと帰りと印象が違います。
ほとんどの方の関心を引きませんでした。

ふとみるとシュウトさんの手にスピーチ原稿が見えます。
ということで哲野にいいところで変わるように伝え、バトンタッチ。

シュウトさんのスピーチは最初
前回の大歳さんのスピーチ原稿を引用読み上げでした。

シュウト「自民安倍政権が発足し原子力規制委員会および各電力会社のトップ連中は
     急に原発の再稼働に色めき立ちました。
     どうも懲りない人たちです。

     我々広島に住む人間とっての脅威は四国伊方原発、島根原発3号機の再稼働と
     山口上関原発の新規建設になります。
     安倍晋三氏は以前より上関原発の建設を強 く望んでいましたが、
     とりあえず今は様子見になっています。
     しかしこれはいつまで続くはわかりません。警戒いたしましょう。

     政治家が国民の言うこ とを聞くのは選挙中だけなのです。
     あとはどんどんなし崩しにしていこうとするでしょう。

     最近、産経新聞などの原発を推進するメディアで流される原発再稼働するための詭弁にはこんなものがあります。
     「核オプションのアピールと して原発は必要である」という意見です。
     これはどういう意味かというと、原発を維持していくことは、他国に対してやろうと思えば核開発できる、
     核武装できるのだということを暗にアピールできるという意味です。抑止力として意味があると言いたいのです。

     もしこんなことを中東、アフリ カなどの親米でない国の指導者が言おうものなら、
     最低でも経済制裁、最悪は暗殺されるでしょう。
     米国も詭弁であることが分かっているから放置するのです。
     なぜこれが詭弁であるかというと、日本の核産業つまり原子力マフィアたちは
     このまま原発の再稼働がうまく 進まずにいくことも考慮して、
     ますます原発の輸出を進めていこうと計画しているからです。
     「核オプションのアピールとして原発は必要である」とい う意見と、
     原発の輸出は明らかに矛盾があります。
     相手の国にも「核オプションのアピール」が可能となってくるからです。
     本音は金儲けしたいだけで すから、こんな子供騙しには騙されないようにしましょう。

     なぜこんな子供騙しな意見を持ち出さないといけないかというと電力不足の嘘や、
     火力はコスト高だからこれに依存すると電気料金が高騰するという 嘘が、
     どんどん国民にバレてきているからなのです。苦し紛れにいっているだけです。」

ここまでは一緒でした。
しかし面白いことに通りすぎるサラリーマンの様子が変わりました。
意識して聞いているのがわかりますし視線があります。

シュウト「あの忌野清志郎さんも、生前、原発反対の歌を歌っていました。
     サマータイムブルースという曲です。
     その中でもうたっていますが、日本の電力エネルギーは実はあまっています。
     原発がなくても、日本は今まで通りの生活ができるのです。
     関係者が、自分達の利益を守るために、隠しているのです。
     事故が起こってから、デモをしても意味がありません。
     自分の大切な人が、亡くなってから、デモをやっても意味がありません。
     何かが起こる前に、1つ残らず、撤去したいのです! 」

そしてマイクは哲野に変わり、本通り電停のところまで帰ってくると
ちょうど「さよなら原発ヒロシマ」さんのデモが、本通りアーケードに入るところでした。

哲野「みなさん、私たちは大飯原発に反対して歩いてるデモです。
    今、電車通りを歩いている人たちは、私たちとは別なデモ市民グループです。
    やはり、原発の反対を訴えて歩いています。
    今、この時間、日本中で多くの市民がデモをして原発反対を訴えています。
    私たちだけではありません。
    東京、大阪、北海道、九州、四国・・・100以上のグループがデモをしています。
    みんな普通の市民です。
    みなさん、目の前を歩いているデモグループは、原発反対のデモグループです・・・」

と説明スピーチを行いました。

いつもはここでチラシが売れるところですが今日はさっぱりでした。
なぜでしょうか?
たぶん、デモをしている、というだけではアピール力がなくなってきているのかもしれません。
私たちもここで一工夫も二工夫も必要になってきていると思います。

Kさんの感想
 「チラシを差し出すと、うさんくさそうに見て来る人、目をそらす人、プラカードの裏まで読んでいたのに断る人、
  断る人の隣から手を差しだしてくれる人、違う人に差しだそうとしたのを受け取ってくれる人、自分から取りに来てくれる人、・・・ 」

元安橋まで帰ってデモ終了。

恒例の立ち話ですが、Kさんは実は娘さんの調子が悪いのですぐに帰られました。

あと、シュウトさんと哲野と網野で小一時間も寒い中で立ち話。
話は面白かったのですが、超長い報告なのでカット。
中身は、ベクレルと、シーベルトと、等価線量と実効線量と、ICRPの放射線防護三原則の話でした。
このテーマになると、哲野はとまりません。
ですが、シュウトさんも止まりませんでした。
というのも、シュウトさんが知りたかったことだったのです。
シュウトさんが理解が早いのには驚きました。

北海道のデモを考えれば寒い寒いと文句はいえないのですが
しかし寒かったです。

以上ご報告いたします。

第31回 広島2人デモ 1月18日 告知

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第31回広島2人デモ
1月18日18時~
平和公園元安橋東詰出発

http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130118.pdf

告知文

===
みなさま
(いくつかのメールにお知らせします。)

おはようございます。
第31回広島2人デモの告知をさせていただきます。
明けて今日、18日18時から、広島平和公園元安橋を出発して歩きます。

チラシが出来ましたので宜しければお目通しください。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130118.pdf

今回のタイトルは

「放射能安全神話」はヒロシマから誕生しました

です。

告知や報告はwebサイトに掲載しています。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/

では今日も歩いて参ります。

第30回広島2人デモ 1月11日報告

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◆画像説明
1.本日6時の出発地点、元安橋の夕暮れ
2.第30回チラシ表
3.第30回チラシ裏
4.プラカード1・2
5.プラカード3・4

第30回のチラシ
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130111.pdf
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130111_A4.pdf

みなさま

毎度お騒がせしております。
第30回広島2人デモの報告です。

今日の参加はなんと7人。
哲野、網野、大歳さん、Kさん、Kさんの娘さん、じゃけえさん、シュウトさんでした。

シュウトさんもじゃけえさんも2回目の参加です、ありがとうございます。

チラシですが、告知と少し変更がありましたので
宜しければ再度ご覧ください。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130111.pdf

集合場所に行って待っていました。
12月は本当に真っ暗でした。
だんだん陽が長くなっているのがわかります。先週よりまたちょっと明るくなっています。

△出発直前の空です。
元安橋の欄干が真中です。向こうに見えるのは平和公園のレストハウスです。
被爆建物で、現在は売店・観光案内所として使われています。

まず現れたのが大歳さん。
哲野と放射能安全神話、ABCC=放射線影響研究所の寿命調査(LSS)についてなにやらしきりに議論しています。

ちょうどそこへ、警察の方が登場。
指令書の確認をしてチラシを渡します。
警察「今日はワンワンワンでしたね」
網野「はい、1月11日ということで、いつものマスコットを犬にしました。
    実際原発事故で苦しんだのは人間ばかりじゃないです。
    今日の目玉がこれです」
といって、「核産業を支える放射能安全神話」のチャートを案内しておきました。

次に現れたのがじゃけえさん。
網野「来てくださってありがとうございます。お身体はもう大丈夫ですか?」
実はじゃけえさん、前回体調を悪くされていたのです。
じゃけえさん「あ、はい、もう大丈夫です。あの・・・こちらの方は?」
網野「警察の方です。」
じゃけえさん「前の方と違うんですね。」
網野「警察の方ってシフトがありますから。交代で来てくださってるんですよ。」

そんなことを言っているうちに音楽が鳴ってしまいました。

出発です。

今回のプラカードです。
△画像をご覧ください。

大歳さんのスピーチから始まりました。

大歳「お騒がせします。毎週金曜日恒例、広島2人デモを始めたいとおもいます・・・」

以下スピーチ全文
===

 自民安倍政権が発足し原子力規制委員会および各電力会社のトップ連中は急に原発の再稼働に色めき立ちました。どうも懲りない人たちです。我々広 島に住む人間とっての脅威は四国伊方原発、島根原発3号機の再稼働と山口上関原発の新規建設になります。安倍晋三氏は以前より上関原発の建設を強 く望んでいましたが、とりあえず今は様子見になっています。しかしこれはいつまで続くはわかりません。警戒いたしましょう。政治家が国民の言うこ とを聞くのは選挙中だけなのです。あとはどんどんなし崩しにしていこうとするでしょう。

 最近、産経新聞などの原発を推進するメディアで流される原発再稼働するための詭弁にはこんなものがあります。いわく「核オプションのアピールと して原発は必要である」という意見です。これはどういう意味かというと、原発を維持していくことは、他国に対してやろうと思えば核開発できる、核 武装できるのだということを暗にアピールできるという意味です。抑止力として意味があると言いたいのです。

 もしこんなことを中東、アフリカなどの親米でない国の指導者が言おうものなら、最低でも経済制裁、最悪は暗殺されるでしょう。米国も詭弁である ことが分かっているから放置するのです。なぜこれが詭弁であるかというと、日本の核産業つまり原子力マフィアたちはこのまま原発の再稼働がうまく 進まずにいくことも考慮して、ますます原発の輸出を進めていこうと計画しているからです。「核オプションのアピールとして原発は必要である」とい う意見と、原発の輸出は明らかに矛盾があります。相手の国にも「核オプションのアピール」が可能となってくるからです。本音は金儲けしたいだけで すから、こんな子供騙しには騙されないようにしましょう。

 なぜこんな子供騙しな意見を持ち出さないといけないかというと電力不足の嘘や、火力はコスト高だからこれに依存すると電気料金が高騰するという 嘘が、どんどん国民にバレてきているからなのです。苦し紛れにいっているだけです。

 また自民党の圧倒的勝利だと言っても、東北、関東を中心に不正疑惑が次々浮かび上がってきています。今のところ、投票所の投票時間の強制的短縮 を除いては、状況証拠ばかりなので不正選挙だったかどうか決定的なものはありません。それらはこれから分かってくるので、どうか気になる方はネッ トなどでご確認ください。限りなくインチキ臭い政権与党には警戒いたしましょう。

===

哲野がスピーチ中寄ってきて、「おい、プラカードよく見てくれてるぞ。」

そういえば町の雰囲気が柔らかいです。
というか見てくれています。
プラカードのどこを見てくれているのでしょうか・・・

しばらく行くと、Kさん親子が駆けつけてきてくださいました。
これで6人です。
娘さんがプラカードをもって、Kさんがチラシ撒きに回ってくれました。

網野は左に娘さん、右にじゃけえさんの両手に華の状態で3人先頭で歩きます。

次に哲野にマイクが渡ります。

哲野「毎度毎週お騒がせします。
    金曜日恒例夕方の広島2人デモです。
    今日は6人で歩いています・・・」

大歳さん「哲野さん、7人!7人です!」

ふとみると、シュウトさんがいつの間にか、参加してくださっていました。

哲野「今日は7人で歩いています。」

哲野は
1.マスコミが福島事故や放射能のことをめっきり報道しなくなったこと、
2.でも福島事故は現在も続き、危険な状態にあることは変わりないこと、
3.これから本格的なフクシマ放射能危機がやってくること、
4.食品汚染の内部被曝で危機が深刻化すること
5.厚生労働省の汚染食品新基準は抜け穴だらけであること
6.原発安全神話に変わって放射能安全神話が流し続けられていること
7.放射能安全神話の唯一の根拠は広島・長崎の被爆者寿命調査(LSS)であること
8.LSSは外部被曝には当てはまるデータだが、内部被曝には全く当てはまらないデータであること
9.特に、LSSでは内部被曝評価システムを持たない、ガンマ線と中性子線の影響を評価していること
10.逆にβ線やα線については、全く評価していないこと
11.また、膨大な数のデータではあるが、1945年8月の原爆投下から、1949年12月末までに放射線障害で死亡した被爆者のデータは一切除 かれていること
12.以上の点からLSSは内部被曝評価としては信頼がおけないデータであること
13.このLSSを根拠にしたリスクモデルや基準で被曝被害の説明や予測が行われていること
をスピーチしました。

次にマイクがじゃけえさんに渡ります。

じゃけえさん
 「広島2人デモです。今日は7人で歩いています。
  今日で30回目のデモになります。
  福島事故は終わっていません。
  私は原発の不条理を改善してほしいと思います。
  福島原発の現場作業員の待遇が悪くなっています。
  福島の事故を必死で抑えている現場の作業員や東電の社員が頑張ってくれているから私たちがこうやって暮らしています。

【参考記事】
 http://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2012/12/19/minasan-ni-onegai-ga-arimasu/
 http://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2012/12/20/tepco-shain-kirisute/

  こうした作業員の人たちの待遇が悪化するのは不条理です。
  福島には、逃げたくても逃げられない、子どもを抱えたお母さん方がいます。
  しかし、逃げたくても経済的な問題や、周りから圧力がかかって
  避難したいとも口に出せない、という人がたくさんいます。
  こういう不条理をなんとかしたいと思います。
  みなさん、もう少し原発のこと、考えてほしいと思います。
  本当の事を知ろうと思えばインターネットで調べればわかります。
  新聞やテレビは本当のことを伝えてくれません。
  原発に反対して歩いているのは私たちだけではありません。
  いまも全国で色々な人たちが原発に反対してデモをしています。
  みなさんは、原発に賛成ですか?反対ですか?
  反対の方はいろんな形で意思表示してください。
  デモに参加して意思表示しましょう。」

じゃけえさんのスピーチが終わっていったん哲野にマイクが渡りましたが
すぐに久しぶりに、Kさんにマイクが渡りました。

Kさん「福島県郡山市の小中学生14人の子どもたちが、
    『年1ミリシーベルト以下の、放射能から安全な場所で教育を』と訴えて
    裁判を起こしています。
    その子どもたちが今日、首相官邸前でデモを行いました。
    マスコミは一切、このことを報道しません。
    こんな小さな子どもたちが放射能を心配して裁判まで起こしデモをしているのです。
    申し訳ないと思います。

参考資料
http://maarenca.exblog.jp/17111290/

    みなさんは小中学校のころ、どんな事を考えていましたか?
    少なくとも、放射能で自分や家族がかんや色々な病気にかかるんじゃないか、
    そんな心配はしていなかったと思います。

    フクシマ事故や放射能の影響で今の子どもたちは
    放射能を心配し、怯えて暮して行かなければなりません。

    1月21日にこの裁判に関して、仙台高裁で二審第3回目の口頭弁論が行われます。
    2012年4月26日に発表された第2回甲状腺検査の結果は、13市町村3万8000人の子どもたち
    35%に、甲状腺に嚢胞が発見されました。
    そして福島市の4万2000人の子どもたちのうち、43%に嚢胞が見つかりました。

    福島現地ではどんどん事態が悪化しています。
    子どもたちが放射能の心配をし、怯え、不安に思いながら暮らしている、
    そんな社会はなんとかしなければなりません。
    みなさんももう少し、関心を持っていただければありがたいのですが・・・
    他人事ではありません。
    日本の全ての子どもたちの問題です。」

この時、ちょうど本通り電停の信号待ちだったのですが
多くの人が耳を傾け、プラカードを見ていました。
中には、チラシを取りに来た人もいました。

次にシュウトさんにマイクが渡り、大歳さん同様、自民党原発推進政権誕生への警戒をスピーチしました。

最後に、どうしても言いたいことがあって網野にマイクを渡してもらいました。

網野「今日は1月11日、ワンワンワンの日です。
    (誰も、プラカードですら目玉にしている、このことを言及しませんでした)
    みなさん、覚えていますでしょうか?
    原発事故で被害をうけ、苦しんだのは人間だけではありません。
    人間以外の命、人間との共存でないと生きていけない動物たち
    多くの命が犠牲になりました。
    (井上ひさしのドン松五郎の生活ではありませんが、「人間が幸せでない間は、犬にも幸せはやってこない」)
    アニマルプラネットで見た番組を思い出しました。
    原発事故で避難時、置きざりにされた犬が、繋がれたまま白骨化した映像です。
    他にも馬、牛、ダチョウ、猫・・あらゆる動物が犠牲になりました。
    私たちは多くの命に支えられないと生きていけない存在です。
    その支えてくれる多くの命を犠牲にしてまで原発を使い続ける価値はあるのでしょうか
    何十万という多くの人間が避難しなければならないものが
    経済、エネルギーと呼べるでしょうか。
    これは経済でもエネルギーでもありません。
    私たちの生存にかかわる大問題なのです。
    みなさん、もう少し、原発のこと、考えてください。
    お騒がせしました、ありがとうございました」

ちょうど、元安橋に帰ったところでスピーチも終わり、デモ終了。
警察にお礼を言ってお別れしました。

そして恒例の(40分も・・・)立ち話。

哲野「今日の反応、どうでしたか?」
Kさん「プラカードをよく見てくれてた。」
哲野「プラカードの何が注意をひいたんだろうか?」
Kさん「これですね」

と差したのが「原発問題は私たちの生存権問題」のプラカードでした。

Kさん「それと、チラシを取りに来てくれる人が多かった。嬉しかった」
大歳「僕もです。プラカードを見ていたおじさんに差し向けたら取ってくれた。」
哲野「僕は一枚も・・・」
網野「哲野は頭が高いから。取りにくればやらんでもない、という態度だもん、もうちょっと低姿勢でいこうよ」

あとは低線量内部被曝で発生している様々な病気の話や
これから注意しなければならないことや
いつものように様々な話題が飛び交いました。

大歳「来週、僕は佐藤和義(いわき市市議会議員)さんがくるんで、そっちの講演を聞きにいこうと思います。」
哲野「佐藤さんは1年半前話を聞いたことがある。まともな人ですよ。その時7~8人の人が喋ったけど、
    福島が被曝強制されている状況を一番的確につかんでいた。
    内部被曝の危険についても良くわかった人だと思う、たぶん。」
大歳「その時に他にどんな人が喋ったんですか?」
網野「内部被曝について講演するという内容だったけど、出てきたのがICRPの図表イラスト・・・あ、こりゃ駄目だと思った。」
大歳「誰ですその人は?」
網野「う~ん、名は伏せる・・・」
哲野「とにかく、その時はわかっていない人が喋ってたね、他には。」

今日の町の感じですが、人は少なかったほうだと思います。
でもよく見て、チラシを取ってくれたようです。

解散して、帰りの車の中で哲野と話しましたが
「いろんな人が、いろんな視点で、いろんな立場でスピーチするのは勉強になるね。」
という結論になりました。

事務所に帰ってから
哲野「始める前はいつも気が重いけど、終わってみたら、来週もまたやらなきゃ、と思うね。」と一言。
そう思います。

以上、30回のご報告でした。

明日は15時から、同じ集合場所、同じコースで
伊方原発再稼働反対のデモがあります。
私たちも参加します。

第30回 広島2人デモ 1月11日 告知

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第30回広島2人デモ
2013年1月11日18時~
広島平和公園元安橋東詰出発

http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130111.pdf

告知文

みなさま

毎度お騒がせします。
第30回広島2人デモの報告を致します。

ついに30回も続いてしまいました。

チラシが出来ましたので
宜しければお目通しください。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130111.pdf

今日は1月11日、ワンワンワン=犬の日ということで
犬のイラストを描いてみました。

描きながら、原発事故で避難しようとしたら
「犬は連れていけない」といわれ
すぐ戻るつもりでバスに乗り込み
犬を集会所の玄関につないだままにされた女性の話を思い出しました。

その話をきいて立ち入り禁止区域に許可を得て入ったカメラマンが
みたのは繋がれたまま白骨化した遺体でした。

一番弱いもの、人間以外のもの、しかも
人間との共存で人間がいないと生きていけない動物から
犠牲になっていきました。

そんなことを思い出しながら(怒りがこみ上げましたが)
チラシを作成いたしました。

今回の目玉は「核産業を支える放射能安全神話」というチャートです。

放射能安全神話に関わる関係が俯瞰できると思います。

では明日も歩いて参ります。

第29回 広島2人デモ 2013年1月4日 報告

ファイル 77-1.jpgファイル 77-2.jpgファイル 77-3.jpgファイル 77-4.jpg

◆画像説明
1.第29回チラシ表
2.第29回チラシ裏
3.プラカード1・2
4.プラカード3・4

みなさま

新年あけましておめでとうございます。
第29回広島2人デモ報告をさせていただきます。

参加者は6人!
哲野、網野、原田さん、大歳さん、Kさん、
そして、島根県からこの2人デモのために参加しにきてくださった
廃炉マトリョーシカさん

1月4日は朝から市内でも小雪が舞う寒さでした。

現地に行くとちょうど大歳さん、次いで原田さんが登場。
その次にKさん、マトリョーシカさん。

近づいてきた男の人(お兄さんとおじさんの中間くらいの感じの人)
「あの~2人デモさんですか?」
大歳「はいそうですけど」
男の人「参加しに来たんですけど」
哲野「ありがとうございます。どちらからおいでですか?」
男の人「島根から来ました。」
哲野「はぁ!このためにわざわざ?!」
男の人「ええ。今までも来たかったんですけど金曜日の夕方じゃあ動けないんですよね。
     でも今日は出て来れました。」
一同「ありがとうございます」
男の人は廃炉マトリョーシカさんと名乗りました。

警察の方と指令書確認も済ませチラシを渡します。
網野「今年もよろしくお願いいたします。」
警察「寒いですね!いつも通り安全に気を付けてまいりましょう」
網野「はい。それにしても・・・
    だんだん明るくなってきましたね。」

こうやって毎週歩いていると、陽の落ちる微妙な移り変わりがよくわかります。
先週先々週は真っ暗でした。今日の空は雲も晴れ、綺麗な紺色です。

しばらくすると音楽が鳴りました。

スタートです。

本日のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130104.pdf

本日のプラカード
1-2
3-4

最初は大歳さんのスピーチから始まりました。

大歳「みなさま、新年あけましておめでとうございます。
   新年早々お騒がせして申し訳ございません。
   毎週恒例、広島2人デモです・・・」   

以下スピーチ文を転載します
====

自民公明原発戦犯政権が復活し、第二次安倍内閣が発足いたしました。16日の選挙で脱原発政党に一票を投じたという方はガックリしておられると思 います。また、「どうせ世の中こんなもん」と感じている方も多いと思います。しかし落胆している場合ではありません。その必要もありません。テレ ビでは報じられていませんが、この度の選挙では、不可解な投票時間の切り上げが大規模に行われました。東北を中心に全国の投票所の約30%の 16000箇所の投票所で投票時間の切り上げが行われ、福島県ではすべての投票所が一時間から最大4時間投票時間が短縮されました。次に多いのは 群馬の99%です。これは異常な事態です。おそらく無党派層と呼ばれる若い層が投票時間の終盤に多く駆け込み投票するので、これをシャットアウト するためにこうしたことが行われたと考えるのが自然です。他にも、多くの投票所で、今までになく有権者が集まっていたという情報がネット上で駆け 巡っていたにもかかわらず、夕方前の時点で投票率が低いというニュースが全国的に報じられました。大変不思議な現象です。選挙管理委員会に一体何 があったのでしょう?

 私も広島の某投票所で、朝の8時から昼の15時ぐらいまでどのような人たちが投票しに来るのかを観察していました。目立ったのが、50代、60 代という投票率の高いと言われる層に加えて、小さい子供さん連れの夫婦の有権者の方が多かったということです。自宅に帰って投票率が低いという ニュースを聞いた時にはびっくりしました。「さすがにそれはないな」と思いました。
これ以外にも不思議な点がいろいろあります。例えば広島6区の亀井静香氏は小選挙区で9万票を超す得票して当選しましたが、比例区では未来の党は 2万票しか入っていません。小選挙区で亀井氏の名前を書いていて、比例区でみんなの党とか維新の会と書く方が7万人近くいるのは不可解です。考え 方は人それぞれなので、そういう方も当然いらっしゃるとは思います。しかし7万人近くの人がそんな投票の仕方をするでしょうか?私は選挙管理委員 会が発表する開票結果を分析しましたが、この謎の7万票の内訳は維新の会と民主党がそれぞれ3万票近く、みんなの党に約1万票が流れたと見て取れ ました。しかし政策的にそう反する維新の会とみんなの党4万票が流れ、国民に完全に嫌われてしまった民主党に3万票近く流れるというのはどうも考 えにくいことです。本当に7万人もの有権者の方々がそのような投票を行うでしょうか?なお衆議院選に使用された集計システムを納めているのはムサ シという会社1社です。

 まだ他にもいろいろありますが、今日はこれぐらいにしておきます。いずれ確定的なことが次々に出てくるでしょう。テレビでは一切タブー視される でしょうからネット環境をお持ちの方は、チェックされてみるとよろしいかと存じます。
 
さて自民公明原発戦犯政権が復活したために、我々広島に住む国民にとって大きな脅威となる、四国伊方原発、島根原発三号機の再稼働、そして上関原 発の新規建設がまたわからなくなってきました。安倍首相は早くも原発の新規建設を口にしています。大いに警戒しましょう。私が強調したいのは、県 外のことだから自分には関係ないと考えることは危険ということです。放射能の拡散に県堺はありません。また我々が口にする美味しい瀬戸内の魚たち は海流に乗って広く回遊を繰り返しています。伊方でもし事故が起これば広島産の牡蠣も食べられなくなります。週末は子供や孫を連れて釣りに行った としても、釣れた魚が汚染されてしまっているというのはどうでしょう。いやではありませんか?電気が足りているのが分かっている、火力発電が高コ ストなのはわざわざ高いレートで購入しているからだと分かっていて、危険な原発に火を灯すメリットが私たちにあるでしょうか?原発というのは金持 ちたちを儲けさせるという虚構のような装置です。それは大飯原発がなぜ再稼働したかを見れば明白です。

海の汚染だけではありません。島根原発で事故が起これば、風の方向からいって中国山地が汚染されます。太田川水系と江の川水系という私たちの飲水 が汚染されます。金持ちたちを儲けさせるためにこんなことになるのは御免被りたいところです。ふざけた話です。

世界一高いと言われる電気料金支払わされてなんという仕打ちでしょう。事故が起きたという過程でお話させてもらっていますが、事故が無くても原発 は放射能を出しますし、使用済み核燃料は時限爆弾みたいなものです。地震がきて冷却機能を失った時のことを想像するのは心臓に悪いものです。

早く何とかして平穏な暮らしを取り戻しましょう。イカサマしない国家を私たちで作り上げましょう。私からは以上です。

===

街は寒さもあって買い物客はほぼ引いており、すでに新年会ムードでした。

プラカードの注目はある程度ありました。

次にマトリョーシカさんにマイクが渡ります。

「みなさん、福島原発事故が発生してからもうすぐ2年経ちます。
 でも福島原発事故は終わっていません。
 放射能で日本全国が汚染しています。
 セシウム137が1000分の1になるのに300年かかります。
 みなさん、原発、やめましょう。
 こんな危険な事はありません。
 原発なんかとんでもない話です。
 広島市民のみなさん、広島は原爆を受けた町です。
 繰り返しません過ちはと謳っている町です。
 もう二度と過ちを繰り返してはなりません」

おおよそ以上のような内容のスピーチでした。

次に哲野にマイクが渡ります。

哲野「新年早々、無粋な話で申し訳ありません。
    恒例の金曜日夕方広島2人デモです。
    今日は6人で歩いています。
    福島原発事故からもうすぐ2年経ちます。
    これから本格的に放射能の危険がやってきます。
    特に、食べ物に注意しましょう。
    昨年、ウクライナ政府はチェルノブイリ事故の影響で人口危機が発生し
    20年足らずの間に650万人の人命が失われたと報告しました。
    事故の直接の影響を受けた人を除けば
    ほとんどが低線量内部被曝の影響でした。
    現在もウクライナ保健省には放射線影響で225万人の人が
    健康損傷を起こしたとのことで登録されています。
    人口4800万人のウクライナで、225万人です。
    そのうち約50万人が12歳未満の子どもです。
    こうした内部被曝はほとんどが放射能汚染食品の経口摂取によるものだと報告しています
    現れた病気も、がんばかりではありません。
    心臓病、呼吸器系疾患、内分泌系疾患、生殖器系疾患・・・・
    放射能の影響は細胞に対する攻撃ですから様々な病気が現れて当然です
    とにかく、食べ物に注意しましょう
    政府の放射能汚染食品規制はあってなきがごとしです
    子どもに対しては少なくとも1キログラムあたりセシウム137が10ベクレル以下に抑えるべきです
    政府の見解は低線量被曝は健康にほとんど影響がないというものですから
    本当にこうした食品規制に本気ではありません
    また、原発推進の安倍内閣も成立しました。
    こうなれば自分で自分を責任をもって守る以外にはありません
    みなさん、たべものに注意しましょう」

哲野のスピーチを聞いていて、網野も1点、喋りたいことがあり
マイクを渡してもらいました。

網野「みなさん、新年早々お騒がせしてすみません。
    1点、気になることがありますのでお伝えしておきたいと思います。
    大手スーパーに、新潟産のお酒が安値でやけに出回っています。
    新年会等でお酒を呑まれることもあるでしょう。
    ご注意ください。
    福島放射能事故のあと、拡散した放射能が、山を越えて新潟あたりに拡散しています
    また、山側の土壌が汚染されたことから、水の汚染もされているようです
    お酒は、お米から作られますが、心配です。
    検査されているのかどうか、全くわかりません。
    どこにも表示もありません。
    お店に聞いてもわかりません。
    昨年の4月から新基準の食品汚染規制値1kgあたり100ベクレルになっていますが
    お米は経過措置で2012年9月までは旧基準、500ベクレル基準で流通しています。
    お米や米製品はとんでもない汚染でも、昨年の9月までに市場出荷された商品は
    基準値内として流通しているのです。
    大豆も同様です。
    経過措置では2012年12月末まで旧基準500ベクレルです。
    ともかく、政府の規制は、罰則もなければ、強制がなくシステムも充実しておりません。
    気を付けてください、というしかない状態です。
    新年会ではお酒を呑みすぎないようにしてください。」

とスピーチしました。
とうとうこれで、終わって歩きとおしてしまい、原田さんのスピーチの出番がありませんでした。

デモが終わって、警察にお礼をいい
(あんまり寒いので早々に帰って行かれました、お疲れ様でした)
恒例の立ち話になりました。

哲野「今日の反応はどうでしたか?」
Kさん「反応はよくなかった。特に往路はチラシを8枚しか配れなかった。」
哲野「そうでしょう、僕もそう思った。
    反応が薄かったなぁ。」
原田・網野「そんなことなかったと思う。プラカードはよく見てた」
Kさん「うん、それは復路はそうだったと思う。
    チラシもよく捌けたし、確かにプラカードもよく見ていたと思う」
哲野「それってどういうことだろうか?」
Kさん「やっぱり話題かしら?食べ物の話になってから、チラシをよく受け取るようになった」
大歳「チラシを差し向けた年配の方に『これはどういう組織だね?』と訝しげに質問されたので
    『組織ではありません。原発が嫌いなひとが集まってるだけです』と答えましたよ」
哲野「そういえば、ヤンキーみたいな男の子たちが声を『頑張ってください!』と声をかけてたね」
網野「私のスピーチ中ですよね。一瞬、からかい半分だと思った。『ありがとうございます!』とマイクで答えましたけど」
哲野「いや、あれはからかいじゃなかった。僕はじっとみてたから。」

それぞれ6人がバラバラに情報交換と話を始めてしまい
ここに書ききれません・・・

原田さん
「この寒い中でいつまで立ち話で続けるんでしょうかねえ、私たち」の一言で
我に返り、解散と相成りました。

哲野「今日、歩いて今もこうしてこの繁華街を歩いている人たちが
    そうだ、原発は無くさなきゃいけないと
    みんなが立ち上がらないとなかなか・・・・原発はなくならないね。
    市民説得を来週もやりますか。」
網野「来週は1月11日、ワンワンワンなんですよね。
    ちなみに、2月22日も金曜で、ニャンニャンニャンの日です。
    1月11日は30回目でもあるし、何か特別なものを考えます。」
マトリョーシカ
   「金曜日だと僕は来れないなぁ。今までも何回も来たいと思ってたんだけど。」
原田「1月12日の土曜日は伊方原発反対デモをしますよ。
    15時からです。良かったらどうぞ」
マトリョーシカ
   「土曜日だったら来れるかもしれないなぁ。」
哲野「中国山地超えてくるんでしょう?大変ですよ。雪道の中を・・・」
マトリョーシカ
   「でもやっぱり、声をあげないと・・・」

以上ご報告いたします。