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結・広島主催 グレゴリー・ヤツコ講演のご案内

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http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130920.pdf

結・広島主催で講演があります。

http://hiroshima-net.org/yui/

日時:9月20日(金)19時~21時
場所:広島市アステールプラザ 4F中会議室
   (広島市中区加古町 4-17 電話:082-244-8000)
資料代:1000円(当日英語通訳付き)
■講演会「福島原発事故と原発の将来」

1.前米原子力規制委員⻑が語る原発の将来
  -福島原発事故のインパクト
  グレゴリー・ヤツコ氏

2.反原発に動いたアーバンプランナーから見た
  南カルフォルニア : サン・オノフレ原発廃炉の経緯
  トーガン・ジョンソン氏

※商業TV・新聞用取材はご遠慮ください。
▼チラシ
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130920.pdf

席は50席です。
広島の県民・市民の命、財産を守るべき責任を負った
県や市の行政に携わる方々に優先してご案内しております。
2時間と時間は短いですが、質疑時間も作っております。
この機会に共に学んでいただければ幸いです。

網野

第23回伊方原発再稼働を止めよう!7月13日

ファイル 170-1.jpgファイル 170-2.jpgファイル 170-3.jpgファイル 170-4.jpg

▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130713_ikata.pdf
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130713_ikata_A4.pdf

▼以下原田さんの報告▼
みなさま
(Bccで失礼します。重複お許しください。転送・転載歓迎)

7月13日(土)第23回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。
15:00にスタート。5人で歩きました。

今回のチラシのタイトルは、「四電・伊方原発、再稼働ほぼ決定 もし伊方原発で苛酷事故が起きたら広島はどうなるの?」。

チラシはこちらです。ぜひご覧ください!
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130713_ikata_A4.pdf

◆山下伊方町長、町議会で原発依存の町づくり見直しをと発言―伊方も広島もない、私たちは運命共同体
◆広島での予測被曝線量は7日間で4mSv(実効線量)
◆伊方原発の地元愛媛県では何が起こるか
◆新基準施行、殺到する電力各社 本命は広島から最も近い伊方原発3号機
◆危険な伊方原発3号機

7月8日、原子力規制委員会の原発新「規制基準」が施行されました。
同日、電力4社が伊方原発はじめ5原発10原子炉の新基準適合審査申請を行い、12日には九電が玄海原発3・4の申請を行いました。
この中で、「本命」は、広島から一番近い伊方原発です。
原子力規制委員会は、3ヶ月程度で伊方原発の「基準適合審査」を終えると予想されます。
年内(秋ごろかもしれません)の再稼働はほぼ確実と覚悟しておく必要があります。

原子力規制委員会の「規制基準」は、決して「安全基準」ではありません。(マスコミの報道に惑わされないでください)
原子力規制委員会の規制は「原発過酷事故は起こる」ことを前提としています。

原子力規制委員会は、原発過酷事故が起こった場合のシミュレーションも行っています。
それによれば、伊方原発で福島第1原発事故程度の事故が起こった場合、伊方原発から100kmの広島市の被曝線量(実効線量)は、1週間で4mSvになります。
1時間あたりの空中線量率に直すと約40μSv/h、防護服を着ていても長くはとどまれないような放射線量の中に広島市民はそのまま投げ出されることになります。

昨年夏、四国電力管内の電力使用のピークは、526万kWでした。
一方、四国電力は原発を動かさなくても、優に750万kWを超える供給能力を持っています。(自社設備と、電源開発や住友共同火力などからの買電で。)
原発を動かさなくても、電力不足は起こりようがありません。

電力会社の資産のうち、原発関連資産は非常に大きな部分を占めています。
もし原発の廃炉が決まってしまったら、これらの資産価値は「ゼロ」になってしまい、電力会社はたちまち債務超過に陥り、倒産を余儀なくされます。
これが、電力会社が原発再稼働を切実に求めるほんとうの理由でしょう。

さらに、電力会社が倒産してしまったら、電力会社に巨額の融資をし、株を保有して利益を得ている、旧財閥系大手金融機関は、その利益を失ってしまいます。
原発再稼働は、これらの金融機関の強い意向でしょう。
(「広島2人デモ」6/28のチラシが、良い資料になります)
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130628.pdf

旧財閥系大手金融機関の利益を守るために、日本中の人たちの命と安全を犠牲にして、原発再稼働を行うのが、現政権です。

次は、今回参加くださったツナさんのスピーチです。ぜひお読みください。

  • ---------------------------

皆さん、突然ですが問題です。じゃんじゃん!
ここ広島で、今回の参院選に立候補しているのは何人でしょうか?

答えられたあなた、続きを聞いてください。
答えられなかったあなたは、続きを聞いて帰りに選挙の掲示板をチラッと見てください。

はい、選挙なんてつまらないですね。
イヤ本当にそう思います。
政治家の茶番に付き合ってられるかって思いますよ。

そんな中、それでも選挙に行こうかなと思う私です。なぜか?
私たちは今、原発という大きな荷物を抱えています。
それが面倒だから、原発を動かしてこれをただの荷物でなく使えるものとして使ってしまおうとしています。
そして、放射能という見えない得体のしれないものを、見えないものに負けるな!恐怖心は恥だ!と、根性で乗り切ろうとしています。

残念ながら無理なんです。

それはなぜか?

それは、放射能が確実に私たちの体に傷を負わせ、忘れた頃に私たちは苦しみ死んでいかなければならなくなるからです。
それを、今放射能で死んだ人はいないと言って、避難のストレスの方が問題だと朝のラジオで金八先生が仰ってましたが、来年、再来年、もっと先には、避難した人と避難しなかった人の健康状態には、明確な差が出てくるでしょう。
その頃は金八先生がそんなことを言ったのも忘れ去られているのでしょうがね。
精神論で根性を振り回すのがかっこいいと思っている方々には、放射能に負けるなという合言葉はとっても魅力的なのでしょう。
しかし、あなた自身も、そして、子どもたちも、苦しまなければならないんです。

子どもたちはこれから沢山の時間を生きます。
彼らはすばらしい未来を作るでしょう。

しかし、放射能は未来まで残ります。
私たちの寿命よりも遥かに長い放射能が沢山存在します。
今、子どもたちがそれを知れば、止めて欲しいと思うでしょう。
当然です。死の世界で生きるのを進んで望むことはありません。
しかし、彼らには今、原発を止める力も、放射能を閉じ込める力もありません。

どうか、子どもたちに、明るい未来を残してください。
希望を持たせてください。
結果はどうあれ、かつて、高度経済成長を成し遂げた日本の国民たちは、敗戦後の貧しい状態を未来に残してはいけないと思ったから、あれだけのことができたのではないでしょうか?
そこには、未来に託す希望があったのではないでしょうか?
未来を大事にする心があったのではないでしょうか?

私たちがどうするかで、未来が決まるのです。
どうか、どうか考えてください。
原発がなくても電気は足ります。
どうやってあの荷物を片付けるか?
どうやって原発がなくても経済を回していくか?
どうやって放射能から子どもたちを守るか?
どうやって放射能を閉じ込めるか?
どうか考えてください。
お願いします。原発を嫌いになりましょう。止めましょう。
放射能を拒否しましょう。
あなたが面倒くさがったツケを払う人のことも考えてください。
お願いします。

  • --------------------

哲野さんは、伊方町長の原発依存の町づくり見直し発言について、
原発事故への懸念と、伊方原発の動向に大きく左右される伊方町の経済・町づくりのあり方への強い嫌気の、正直な表明であろう、と話しました。
原発依存は、いわば「麻薬中毒」のようなもので、今、その禁断症状で苦しいかもしれないけれど、それを耐えて、依存体質から抜け出してほしい、とも。

街の人の反応はかなり良く、50枚用意したチラシは全部なくなりました。

ウォークが終わった後、少しおしゃべりして、また本通りと電車通りとの交差点あたりに移動して、ごく短い間でしたが、街宣を行いました。それを終える頃、ものすごい夕立がやってきました。
この街宣の内容については、いくつかのMLには、後ほどまた送らせていただきたいと思います。

次回は、7月27日(土)、同じ場所・時間帯で歩く予定です。

▼以下 7月16日AM2:03追加▼

7月13日(土)第23回伊方原発再稼働反対ウォーク後、本通りと電車通りの交差点に移動して、短い街頭アピールを行いました。

  • ------------------------
  • 〈ツナさんのスピーチ〉

    みなさん、突然すみません。

    ここから100キロのところに伊方原発というのがあって、それがまもなく再稼働しようとしてるんですが、一方で、アメリカ・カリフォルニア州にある原発は、廃炉=原発を片付けることが決まっています。

    そして、中国でウラン燃料の工場の建設が、反対運動によって中止が決まりました。

    市民の中止の声で、放射能の施設、止めることができます。

    みなさん、放射能は私たちにとって、何の得もありません。
    ぜひ意思表示してください。
    意思表示―これがすべてではありませんが、まもなく参議院選挙があります。
    選挙で投票してみてください。意思表示をしてください。
    もちろん、支持とか応援とかそんな前向きなことではありません。
    審判と批判です。
    政治に対してしっかり文句を言ってください。
    そして、原発を止めましょう。
    そのためには、投票という一つの意思表示もまた必要です。
    どうか、放射能を吐き出す施設を止めてください。お願いします。

    • ------------------------
    • 〈網野さんのスピーチ〉

      みなさん、私たちちょっとお願いがあって街宣しています。普通の市民です。
      政治団体でも選挙運動でもありません。

      さっき私たち、本通りと金座街をデモして歩きました。
      もうすぐ伊方原発が再稼働します。
      マスコミでは半年と言ってますけど、多分11月頃、年内に再稼働すると思われます。

      私たちが伝えたいのは、今、意思表示しないと、私たち、広島が大変になるということ。
      マスコミは「安全審査」だと言っていますけれども、これは「安全審査」ではないっていうこと。
      規制委員会は最初から「苛酷事故」を前提に再稼働するということ。
      これをお伝えしたくて、私たちは今ここにいます。

      もしよかったら、原発のこと、放射能のこと、よく考えてみてください。
      そして、苛酷事故前提で再稼働される。今、やめてくれという意思表示をしなければ、私たちはそれを認めたことになります。
      私たちが、「いや、こんなこと言ってないよ。」と言っても、もう遅いです。
      知らなかったほうが悪いということにされて、今どんどん事が進んでいます。

      だから、今、参議院選挙中ですけども、投票されるときはよく考えて投票してみてください。
      棄権は一番いけないです。どこの党に入れてもかまいませんが、棄権は一番いけないです。
      現政権に白紙委任状を渡すことになります。
      みなさんがどう判断されるのか、それはみなさんの自由です。
      ですが、棄権することだけはぜひともやめてほしいなと、お願いしたいと思います。

      広島が、もし苛酷事故が起これば、原子力規制委員会のシミュレーションによると、
      実効線量で4ミリシーベルト、空中線量率で40マイクロシーベルト。
      これは今、福島原発の敷地内にある免震重要棟のすぐ目の前で観測される危険な数字になります。
      広島が汚れます。
      当然、瀬戸内海も汚染されます。
      私たちはここにいることができなくなります。

      それを前提として再稼働を認めるかどうかというのが、次の選挙の、実は争点なんです。
      このことをわかって欲しくなくて、マスコミは言いません。
      で、実は誰も安全審査もしていなければ、安全も保証できないということを知られたくないために、「安全審査」という言葉をわざわざ使っています。

      みなさん、だまされないでください。
      原発は、苛酷事故前提で再稼働されます。
      マスコミは「安全審査」という言葉を使っていますが、規制委員会が行うのは「安全審査」ではありません。
      規制委員会自体が使っている言葉は、「規制基準適合審査」です。
      「安全審査」ではありませんし、規制委員会は安全だと一般の方々に思われては困るので、わざわざ名称を「規制基準」というふうに変更したのです。
      「安全基準」と思われないためにわざわざ「規制基準」という名称に変更したんです。
      で、それを私たちが「安全」だと思い込んではいけません。これは、だまされるのと一緒です。

      ぜひだまされないようにしましょう。そして、ぜひ選挙で意思表示をしてみてください。
      私たちが再稼働を認めるのかどうか、認めないのかどうか、みなさまのそれぞれのご判断だと思います。
      どうか、棄権はしないようにしてください。投票に行かないということはないようにしてください。ぜひ、みなさんの貴重な一票を。みなさんの意思表示の一票です。

      ひとりひとりには力があります。変える力があります。
      ぜひ、考えて投票に行ってください。
      よろしくお願いします。

      • ------------------

      雲行きの怪しい中、交差点付近で突然プラカードを掲げて、スピーカーを取り出して…。
      「何?」「選挙運動?」「違う?」と、多くの人の視線が集まってきました。
      短い街宣でしたが、注目度はとても高かったと思います。

      街宣後、激しい夕立になりました。

      片付けてアーケードに飛び込もうとしているとき、30代くらい(?)の男性が哲野さんをつかまえて何か言っていました。
      「選挙に行きます」と言ってくださったのだそうです。

第22回伊方原発再稼働を止めよう! 6月22日

ファイル 160-1.jpgファイル 160-2.jpgファイル 160-3.jpgファイル 160-4.jpg

チラシ
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130622_ikata_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130622_ikata.pdf

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みなさま
(いくつかのメールにお送りいたします)

伊方原発再稼働を止めよう!デモが22日にありました。
3人とはいえ実に痛快なデモになったので私からも補足報告いたします。

▽まずは主催の原田さんの報告です。
===============

6月22日第22回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。
6月22日(土)15:00にスタート。台風一過、晴天で暑い午後。3人で歩きました。

プラカードを添付します。

今回のチラシのタイトルは、「四国電力・伊方原発、再稼働近し! もし伊方原発で苛酷事故が起きたら広島はどうなるの?」。
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130622_ikata_A4.pdf

◆広島の予測被曝線量は7日間で4mSv(実効線量)
◆伊方原発の地元愛媛県では何が起こるか
◆7月8日原発再稼働のための新規制基準施行 再稼働最短距離は伊方原発

6月5日、原子力規制委員会が「原子力災害対策指針」を決定・施行。(ほとんど報道なし)
6月10日、愛媛県が伊方原発事故に伴う「広域避難計画」を発表。
6月19日、原子力規制委員会が原発の「新規制基準」を決定。
7月8日、原発の「新規制基準」を施行予定。
四国電力はただちに伊方原発の再稼動を申請し、年内の伊方原発再稼動はほぼ確実でしょう。

原子力規制委員会は、「原発苛酷事故は起こる」ことを前提としています。
では、原子力規制委員会が決定して施行が始まった「原子力災害対策指針」とは、どのようなものなのか?(→チラシ2・3 ページ、表1・表3)
「原子力災害対策指針」では、緊急事態における即時避難の基準を、空間線量率「1時間あたり500μSv」としていま す。
これは、事故を起こした福島第1原発の2号機タービン建屋海側の現在の線量の2倍以上の線量で、防護服を着ていても、足 を踏み入れることがはばかられる線量です。(→「広島2人デモ第54回チラシ4ページ」)
このレベルに達するまで、「即時避難」の指示は行われないということです。

もし、伊方原発で、福島原発事故と同レベルの事故が起こったら?
(事故が、福島原発事故のレベルでとどまる、という保障はどこにも無いのですが…)
原子力規制委員会が行ったシミュレーションが参考になります。(→チラシ表紙)
原発から100キロの地点では、1週間での予想被曝線量が4mSv。
これが、伊方原発で福島原発事故と同レベルの事故が起こった場合の広島市の被曝線量の目安となります。
1週間の被曝線量が4mSvということは、空間線量率・1時間あたりに直すと約40μSv。
福島第1原発4号機から200mばかり離れた「地下水バイパス揚水井」あたりの現在の線量とほぼ同じです。これまた防護 服を着ていても長くは留まれない線量です。
しかし、「即時避難」の指示は行われず、「1週間程度のうちに一次移転」することが指示されることになります。
けれども、100万人の市民が「一次移転」(避難)する場所などないでしょう。

そのとき、伊方原発の地元は、どうなっているのか?
愛媛県の「広域避難計画」では、伊方町の約6000人、30キロ圏内の約12万8000人が、
自家用車や、トラックや、二輪車や、防災ヘリや、海上保安庁の巡視船や灯台見回り艇、海上自衛隊艦艇などで、愛媛県内や 海を渡った山口県・大分県に避難することになっています。
(→チラシ3ページ図3、愛媛県HPhttp://www.pref.ehime.jp/h15550/kisyakaiken2.html
崖の上を走る国道197号線をすし詰めの自家用車や荷台にもいっぱいに人の乗ったトラックで、あるいは、漁船やレジャー 用ボートにも乗り合わせて、放射性プルームの中を人々が避難していくのでしょうか。
自衛隊や海上保安庁は、線量が高くなると出動できない場合があります。

原子力規制委員会の「原子力災害対策指針」、それに基づく「広域避難計画」は、
広島市民を含む伊方原発周辺住民に「事故が起こったら死ね」と言っているようなものです。
そして、原発苛酷事故は「起こる」ことが前提とされています。

☆チラシの記者である哲野さんは、①広島から一番近い原発は100キロのところにある四国電力伊方原発である、②伊方原 発の再稼働が間近である、③原発苛酷事 故が起こった場合のシミュレーションを原子力規制委員会は行っている、という3点を強調し、その内容、特に、人間を人間と思っていないとしか 考えられない 避難基準について説明されました。

☆この伊方ウォークの提案者でもあり、夜通しの作業でチラシ、プラカードを毎回作成してくださる網野さんは、黙っている ことは認めることだ、嫌なものは嫌だと言わなければいけない、と訴えました。

ほんとうに、このように「命」がないがしろにされていることを黙って見過ごすことは、人間としての尊厳を自ら放棄するこ と、自ら人間であることをやめるに等しいことだと思います。

次回は、7月13日(土)、同じ時間帯・コースで歩く予定です。
============

では網野の補足です。

まず反省点から。
たった3人だったからなのか、全員今回の6月5日に施行された原子力災害対策指針に頭にきていたのか
「チラシがあります、よかったら見てください」というコメントがスピーチからすっぽり抜けておりました。
なのでチラシがあまり売れませんでした。
哲野は片手にプラカード、片手にチラシの束なので
手渡すことが出来ず、束を差し出して「1枚抜いてください」とずぼらを決め込みましたが
声をかけた人の4人に3人は取ってくれたそうです。

歩き始めて、最初は原田さんのスピーチです。

しばらくいくと、本通り電停の交差点です。
見ると公明党さんが旗をかかえて向こうから渡ってきて、街宣の準備をしています。

哲野が気が付いて原田さんに「公明党に聞いてみてください」
拡声器で
原田さん「公明党さん、原発に反対ですか?
     反対ですか?」

すると公明党さんからまだマイクが準備できていなかったのか、地声で「反対です!」と返事あり。

原田「では自民党とは袂をわかってください、
   自民党は原発を推進しています。
   本当に原発に反対なら自民党と袂をわかってください、お願いします。
   自民党と連立政権を組んだまま、原発反対は信用できません!」

と返しました。
しかし振り返ってみると、聞く耳持たずなのか、無視なのか、すでに街宣してました。

街はやはり土曜日の休日、にぎやかです。
哲野にマイクが渡ります。
そして金座街に入ったところで向こうから維新の会の旗が来ます。
候補者はいないようですが、維新の会の人間がアピールしているようです。
すれ違いざまに

哲野「みなさん、原発はいけません。
   維新の会さん、原発はいけません。
   維新の会さん、原発はいけません。反対してください。
   あなたの党はダメです!」

ときっぱりスピーチ。
続いて

哲野「今維新の会の方が通り過ぎましたが
   維新の会は橋下知事時代、土壇場で関西財界の支持をとりつけるため手を握り
   見事に裏切って関西電力大飯原発の稼働に事実上賛成した党です。
   原発推進政党です。
   絶対に維新の会に票をいれてはなりません。」

なにせ今スピーチして知らせているのは伊方原発で苛酷事故がおきたらという話。
哲野も相当頭に相当血がのぼっております。
広島は4mSvの実効線量被曝、空中線量で40μSv/hになり、一時移転の対象になるのです。
広島100万市民に逃げる場所はありません。
それがわかってて原発推進なんですから。
私たちの生活、財産、命、ましてや経済など考えてないと言っているに等しいです。

そして折り返し、本通りに戻ってくると、いつもの商店街のオーナーが哲野に近づいて
哲野「今日は伊方原発が再稼働になるので、知らせて歩いてます」
オーナー「ええ、伊方原発ですね。知ってます。頑張ってください」
哲野「!!」
(1年やってきたけど、この人に初めて頑張ってくださいと言われた・・・)

という一幕もありました。
本通り電停まで帰ってくるとまだ公明党が街宣しています。
通り過ぎてサンモール前の交差点にテレビ局の撮影クルーがいます。
どうも待っているようです。たぶんこれから自民が出るのでは?

網野にマイクが渡っていましたが、クルーを見てカッとなって

網野「40μSvがどれくらいの値になるのかというのがイメージがつかないと思うんですが
   実は40μSvというのは福島原発敷地内4号炉から南100mほどのところに無防備で立っている数字です
   原発敷地内にいなさい、というこんな苛酷な数字が避難基準として決められています。
   で、苛酷な避難基準も由々しきことなんですがこれが6月5日に施行されていて
   マスコミは報道しません。報道しませんね!マスコミの方々。勉強もなさらない。」

と思い切り通りすがりに言いました。
あなた方が報道としてキチンと最低限の仕事してれば私たちがすることないんですよ。
全て市民側のスタンス立たないのは結構。
今の日本のマスメディアは体制内広報機関であることはわかってます。
企業広告費もあるんですから。
しかしマスコミとしては限度を超えています。

網野「しかも500μSvで即時避難という基準も出来ています。
   これは福島原発敷地内2号炉3号炉のすぐそばで観測される値です。
   500μSv以上になったら逃げなさいという基準です。
   防護服なしではいられません。
   それなのに私たちは防護服もなにもなくそこにいなさいと。
   500μSvちょっとでも下になったらそこにいなさいと言われているんです。
   おかしいでしょう。
   なにより、こういうことをきちんと調べて報道してくれるはずの報道機関さんが何にもいいませんね。
   なんか、そこらへんにいらっしゃいましたけども。」

としばらく離れてからも言っておきました。
元安橋に帰って終わりました。
哲野と網野のスピーチは末尾に掲載しておきます。

立ち話で

哲野「今は面白い期間だねえ。
   選挙が近づかないと政党の連中は街にでてこないし
   公示になっちゃうと政党の街頭行動に声をかければ
   まかりまちがえば選挙妨害でひっかけられるし
   公明党さーん!原発に賛成ですか、反対ですか~?とか
   あなたの党はダメで~す!とか
   お互いに対等な政治活動として
   おおっぴらにやれるのは今だけだね。
   向こうは政党政治活動、こちらは市民の政治活動の違いはあるけどね。」
網野「いや、初めて経験したけど、これ、面白い!
   言いたいこと言えるね、市民の目の前で。」

以上ご報告いたします。

====以下スピーチ全文です===========
◆哲野
土曜日お休み中のところお邪魔いたします。
四国電力伊方原発の再稼働に反対して歩いております市民です。

このお話がみなさんの耳に届くかどうかわかりません。
しかしみなさんに3つのことを知っていただきたい。

広島から最も近い原発は、四国、愛媛県の伊方原発であること。
原子力規制委員会の新規制基準は7月8日に施行されますが、その施行で再稼働が最も有力なのが
この四国電力伊方原発3号機であること
この伊方原発がもし福島原発なみ事故をおこしたらという議論が起こっていること

伊方原発は瀬戸内海をはさんでわずか100キロしか離れていません。

チェルノブイリ事故が5mSv
フクシマ事故が20mSv
今回の避難基準は一言で言ってその5倍、100mSvが避難基準です。

広島は7日間で4mSvになると予想されています。
チェルノブイリ事故にあてはめてみると完全に広島も避難基準になるはずですが
今回の新基準では一時移転の対象です。
広島は全員避難をしなければいけない対象になります。
広島は避難の対象になります。

みなさん、原発はいけません。
維新の会さん、原発はいけません。
維新の会さん、原発はいけません。反対してください。
あなたの党はダメです。

今維新の会の方が通り過ぎましたが
維新の会は橋下知事時代、土壇場で関西財界の支持をとりつけるため手を握り
見事に裏切って関西電力大飯原発の稼働に事実上賛成した党です。
原発推進政党です。
絶対に維新の会に票をいれてはなりません。

もし広島がシミュレーション通り4mSvの被曝をしたらどうなるのか
私たちはどう逃げたらいいのか。逃げるところはありません

愛媛県はフクシマ原発事故並みの苛酷事故を伊方原発で起こしたら
どう県民を避難させるかという避難計画が出されました。
半径30kmの人たち、30kmはだいたい7日間で100mSvの被曝をする地域です。
その地域の対象は約13万人です。
その避難計画を読んでみると、瞬時にどう避難させるか苦労のあとがありありとわかります。
避難させる手段がまずありません。
というのは避難させる先に海を越えて山口県と大分県が入っているからです。
船を使わないとできません。
飛行機を使うといっても最寄に飛行場はそうありません。
海上保安庁、海上自衛隊などのありとあらゆる船舶を使って避難させる計画です。
なかには灯台見回り艇も動員する予定ですが
実際には13万人の人を一時に避難させることはたぶん不可能でしょう。
灯台見回り艇に鈴なりになって人が乗り込み、避難している姿を頭の中でイメージしてみてください。
私たちがそこまで原発に踏みつけにされる理由はまったくありません。
現実の話が、50キロから60キロ離れている松山市の被曝線量も実効線量でいえば確実に20mSvの被曝をします。
国が大丈夫だといってもやっぱり逃げるでしょう。

もし伊方原発で苛酷事故が起これば愛媛県はもちろん、この広島市も無事ではすみません。
やっぱり国が逃げるなといっても、みなさん、4mSvの被曝をしますか?
国が大丈夫だからといって4mSvの被曝を甘んじて受けますか?
そういう人もいるでしょう。
しかし国のいう事は信用できない、と逃げる人も多いと思います。
つまり大混乱に陥る。

広島市にもっとも近い原発、伊方原発がフクシマ並みの苛酷事故は起こさないという
保証は誰にも出すことはできない。
そんな保証は神様にだってできない。
原子力規制委員会も以前の原発安全神話の考えたかたをきっぱり捨てて180度転換する方向で
原発は苛酷事故を起こすものだという前提に立っています。
避難計画もシミュレーションも苛酷事故が起ったらという前提で作られています。
ですから、原発が苛酷事故を起こすかもしれないというものの考え方は
反原発勢力だけの考え方ではなくなっています。
原発推進をする人たちもそういう考えた方に立たざるを得なくなっている。
これがポスト・フクシマの大きな変化です。

原発推進の人たちは苛酷事故が起った時にいかに最小の被害でとどめるか
これが原子力規制員会のだした規制基準の大きな骨子です。

しかし起った時に避難するという考え方にはついていけません。
原発事故は起ったら終わりなんだというのが私たちの考えです。
事故が起こって最小にしようというのは机の上で紙に書いた計画にすぎません。

実際重大事故になればどういうことになるのか
1986年のチェルノブイリ事故
2011年の福島原発事故
さらにさかのぼって言えば1957年ソ連のマヤック事故
マヤック事故の実態はまだ本当にわかっていません。
1957年のイギリスのウィンズケール核火災事故
大きな事故がたくさん起こっています。
チェルノブイリ、スリーマイル島事故などだけではありません。
大きな苛酷事故は様々な核施設で過去50年間の間に数多く起っています。
私たちがその実態をまだ知らされていない事故が多いということだけの話です。

少なくともソ連ではチェルノブイリ級の核事故が3件起っています。
核施設の事故は起こればおしまいです。
チェルノブイリ事故は1986年に起こりました。
今年は2013年、27年経っています。
しかしいまだに廃炉の見通しは立っていません。
ほとんどの核燃料はなくなったものの、炉心の中にはまだ高線量の放射性物質が残っています。
近づけない。人が近づけないので廃炉にできない。
人が近づけるようなそういう技術を開発しないかぎりは廃炉に出来ない。
ウクライナ政府は廃炉に恐らく100年以上はかかると言ってます。
フクシマ原発事故も同じです。
政府は30年から40年で廃炉にするという全く無根拠なことを言ってますが
普通の原発の廃炉でもいま、40年から60年かかっている。
事故が起った原発になんの根拠で30年から40年というのか。
これは言ってしまえば口から出まかせです。
事故が起った原発は100年かけて廃炉にできるかどうかというのが今の現実です。
事故が起ってしまえばおしまいです。

◆網野

みなさんお休みのところを無粋な話で失礼します。
みなさまにちょっとお伝えしたいことがあって歩いています。

広島から一番近い原発は島根発電所でなく四国電力の伊方原発です。
たった100キロのところにあります。

実はここで苛酷事故が起ったらどうなるのかというシミュレーションがでてまして
広島は1時間あたり空中線量40μSvの被曝をするということがわかっています。
これは一時移転の対象です。
広島100万人市民が移転しなさいという対象になることがわかっています。
こういうことを唯々諾々と受け入れていてはいけないと思います。
危険です。
伊方原発は危険です。
事故、トラブルもよく起きてます。こないだもホウ酸水が漏れたというトラブルが起こっています。

伊方原発は広島から一番近い原発であること
広島からたった100キロしか離れていないこと
フクシマ並みの苛酷事故が起った場合のシミュレーションがでていて
広島は40μSvの汚染になるということ
40μSvがどれくらいの値になるのかというのがイメージがつかないと思うんですが
実は40μSvというのは福島原発敷地内4号炉から南100mほどのところに無防備で立っている数字です
原発敷地内にいなさい、というこんな苛酷な数字が避難基準として決められています。

で、苛酷な避難基準も由々しきことなんですがこれが6月5日に施行されていて
マスコミは報道しません。報道しませんね!マスコミの方々。勉強もなさらない。
(テレビ局のクルーに向かって)

大事なことなんですけど。
しかも500μSvで即時避難という基準も出来ています。
これは福島原発敷地内2号炉3号炉のすぐそばで観測される値です。
500μSv以上になったら逃げなさいという基準です。
防護服なしではいられません。
それなのに私たちは防護服もなにもなくそこにいなさいと。
500μSvちょっとでも下になったらそこにいなさいと言われているんです。
おかしいでしょう。
なにより、こういうことをきちんと調べて報道してくれるはずの報道機関さんが何にもいいませんね。
なんか、そこらへんにいらっしゃいましたけども。

そして政治家もこういうことを全く調べませんね。
そして私たちの生活を守るために動く気はないようです。

これに黙っていることは受け入れることになります。
私たちが逃げる必要はありません。
原発がなくなればいいんです。
なんで原発のために私たちが逃げなきゃいけないのか。
なんで原発のために私たちが住む場所を追われ、大事な故郷を汚されなきゃいけないのか。
みなさんよくよく考えてみてください。

放射能が出ます。空中にも出ますけども、海にも放出されます。
当然瀬戸内海は汚染されます。
カキ養殖はもとより海産物、海洋資源はほぼ全滅でしょう。
放射能で汚染されます。

それを受け入れるか受け入れないかは皆様一人一人の決断にかかっています。
原発を認めるのか認めないのか、許すのか許さないのか
一人一人が決めることです。

調べてみてください
そしてよく考えてみてください
原発のために私たちが逃げるのか
原発のために私たちが働くのか
原発のために私たちの故郷を汚すのか
それとも原発をなくすのか

今は皆さま一人一人が調べて考えるべきときだと思います
どうか考えてみてください、宜しくお願いします。

第21回伊方原発再稼働を止めよう! 6月8日

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チラシが出来ました。
A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130608_ikata_A4.pdf

A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130608_ikata.pdf

6月8日(土)15時~16時
平和公園元安橋東詰め出発です。
とうかさん中なので浴衣着て歩きます。
良かったら参加ください!

===

▼以下主催者の原田さんの報告です。

みなさま
(Bccで失礼します。重複お許しください)

6月8日第21回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。

5月25日(土)15:00にスタート。4人で歩きました。
街はとうかさん。網野さんと哲野さんも浴衣姿でした。

今回のチラシのタイトルは、「いよいよ再稼働に向けて秒読みが開始された愛媛の四電・伊方原発」。

チラシはこちらです。ぜひご覧ください!
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130608_ikata_A4.pdf

◆いよいよ秒読み段階に入る四国電力伊方原発再稼働
◆再稼働するのは(よりによって)一番危険な3号機(プルサーマル炉)
◆本当に危険なのは四国電力の「安全二の次文化」「コスト最優先思想」
◆安全軽視の四国電力 過去の主な事件

原子力規制委員会は、7月18日までに原発の新「規制基準」を決定します。
四国電力はただちに伊方原発の再稼働を申請し、原子力規制委員会はすんなりと伊方原発の基準適合を認めると予想されます。

四国電力が再稼働を申請するのは、伊方原発3号機であると予想されます。新「規制基準」を最も満たしているからです。
今回は、この3号機の危険性に焦点を当てました。

危険性の一つは、プルサーマル炉であること。
ウラン用につくられた炉で、ウラン・プルトニウム混合燃料(MOX燃料)を用いることが認められています。プルトニウムは、ウランに比べて40倍も熱エネルギーが大きく、溶融点が70度も低いため、それだけ制御がむずかしく、燃料溶融の危険も増します。

また別の危険性の一つは、加圧水型原子炉であること。
加圧水型原子炉のアキレス腱は、「蒸気発生器」です。
「蒸気発生器」は、原子炉内の各分裂の熱で発生した蒸気の熱を別系統の水に移して、蒸気を発生させる装置で、1基約3400本の細管(電熱管)から成っています。
熱交換の効率をよくするため、細管壁は非常に薄く、約1ミリの厚さしかありません。
厚さ約1ミリ、直径約1センチ、長さ約20メートルの細管の中を、157気圧をかけられ、300℃以上に熱せられた放射能をもつ蒸気がかけめぐります。
金属疲労が容易に起きます。実際に、1991年には関西電力美浜原発で蒸気発生器細管のギロチン破断事故が発生しましたが、このときは原子炉が緊急停止、非常用炉心冷却装置が作動して、メルトダウンに至らずに済みました。

ウォーク前夜、アメリカ・カリフォルニア州にあるサン・オノフレ原発が、蒸気発生器の異常が原因で廃炉が決定したというニュースが入ってきました。
サン・オノフレ原発の蒸気発生器のメーカーは三菱重工業、伊方原発の蒸気発生器のメーカーも三菱重工業です。

これらのことを中心に話しました。

四国電力の「安全軽視文化」については、ウォークではあまり話せませんでしたが、チラシ3・4ページを、ぜひご覧ください。
6月5日には、伊方原発3号機の燃料集合体にビニールテープが付着していたのを、四国電力が2ヶ月も報告せずにいたことで、愛媛県が厳重注意しています。
しかし、四国電力の「安全軽視文化」には、根深いものがありそうです。


☆網野さんは、伊方原発再稼働は99%確実だけれど、残り1%のチャンスがある。それは、広島市民が挙って再稼働反対の意思表示をし、政府に伊方原発再稼働を行わない政治判断をさせることだ、と訴えました。


☆哲野さんは、なぜアメリカではサン・オノフレ原発の廃炉が決定したのか? なぜドイツなどヨーロッパ諸国では脱原発の流れが確実になっているのに、日本ではそうなっていないのか? と問いかけ、
無関心であってはならない、権利の上に眠っていてはいけないということを、街の人たちに訴えていました。


☆サン・オノフレ原発廃炉決定のニュースをいち早く伝えてくださったツナさんのスピーチを、原稿のとおりに起こさせてもらいます。

  • -------

浴衣は風流ですね。風流、風、流れる。
風で流れると言えば放射能。風評被害なんて言わせません!いつもあなたのそばにいます。
さあ、少しの間嫌な気分になってください。この国に現実逃避する場所はありません。

浴衣原発!違います。伊方原発!
ここ、丁度いまあなたが歩いているここ、ここから一番近いところにある原子力発電所、地図で言うと四国の一番左上の端っこ、伊方原発という奇妙で巨大な建造物があります。その建造物の中には、大量の放射性物質があります。そこまではいいですね。

問題はここからさらに大きくなります。
伊方原発、もしも事故を起こしたらあなたはどうなりますか?

伊方原発とあなたの距離はおよそ100キロ。運命的な数字ですね。

あなたとその運命の伊方原発、点と点が放射線で結ばれて、あっという間に放射線障害の出来上がり。
あなたとあなたの子孫さんは、循環器障害、呼吸器疾患、甲状腺がん、白血病、ああもう上げたらきりがない。

原発事故が起きると、そこで何が起きるか? そこに住む人々がどうなるか?
これはかつての大惨事、チェルノブイリ原子力発電所が教えてくれます。
知りたくはないです。知りたくはない、これは、チェルノブイリ原子力発電所の事故がなければよかったのにという意味です。原子力発電所なんてなかったらいいのにという意味です。

チェルノブイリ原子力発電所から70キロ離れた街では、事故後20年以上たってもまだ住民は先ほどあげたような疾患を抱えています。90%以上の人が通院しているそうです。
ここであなたは、70キロで90%なら100キロならもう少し確率は下がるから大丈夫なんじゃないかと考えたのではないでしょうか?
それは、科学としては正しいです。しかし、1つの命を持つものとして、子を守る親として、それは正しい判断でしょうか? 1%だろうが、100%だろうが、当事者には100%なんです。命は1つしかないのですから。

伊方原発は、間もなく動き出そうとしています。
動こうが動くまいが危険なことに変わりはありませんが、動くことによって危険は増えます。そして、行き場のない核のゴミが増えます。原子力発電所の存在を許してしまうことになります。
原子力発電所の存在を許すということは、あなたと伊方原発が放射線で結ばれることを許すということです。あなたとあなたの子孫が病気で苦しむことを許すということです。

仕方ないと思わないでください。

いま多くの原子力発電所は止まっています。伊方原発も止まっています。
それを動かさせない、許さない。これが私たちが、絶対に点と点で結ばれないようにするための、最低限やらなければならないことです。

戦いましょう。
原子力発電所を動かそうとする政治家に投票しないでください。
原子力発電所を動かそうとする銀行に貯金しないでください。
原子力発電所と放射線で結ばれてたまるかと放射能汚染食品を拒否してください。
静かな抗議を始めましょう。そして、続けましょう。
殺されていい命なんてありません。現実逃避していると、帰る場所をなくします。これは生きることの問題です。

  • -------


  • お祭り気分に水を差す、無粋極まりないウォークのはずでしたが、
    けっこう多くの人たちが関心を向けているのを感じました。
    チラシは、ちょうどよく無くなりました。

    次回は、6月22日(土)、同じ場所・時間帯で歩く予定です。

第20回伊方原発再稼働を止めよう! 5月25日報告

ファイル 148-1.jpgファイル 148-2.jpgファイル 148-3.jpg

▽主催の原田様の報告です。▽

みなさま

5月25日第20回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。

5月25日(土)15:00にスタート。4人で歩きました(参加者は4人+1人)。

今回のチラシのタイトルは、「広島から一番近い原発 愛媛の四電・伊方原発」。
「伊方原発5つの危険」として、
・四国電力にも巣食う安全軽視の思想
・「加圧水型炉」に「プルサーマル」の危険
・瀬戸内海に放出するトリチウムの危険
・敷地内に大量に貯蔵される高レベル放射性物質の危険
・南海トラフ・中央構造線(伊方原発敷地前面海域断層群)の危険
を挙げています。
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130525_ikata_A4.pdf

広島市から最短(100km)、愛媛県の佐田岬半島の中ほどにある四国電力伊方原発が、再稼働に最短距離にあります。
今回は、伊方原発の「5つの危険」について、次のようなことを話しました。

◆安全軽視の思想◆
22日、福井県にある日本原電の敦賀原発の下を通る断層が活断層であることを原子力規制委員会が認めました。
これに対して、こともあろうに、日本原電の浜田社長が「到底受け入れられない」などと言って公開質問状を原子力規制委員会に提出しています。福井県の西川知事も、「公平な結論を求める」などと批判的なことを言っています。
「盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)」とはこのことです。
危険なものを安全だと言い張って、挙句の果て、フクシマ事態をもたらしたのは、電力会社や、原発から落ちる金で良識の麻痺した原発地元自治体に共通する「安全軽視の思想」です。

四国電力もこの「安全軽視の思想」に染まっています。
例えば1988年、伊方原発からわずか800メートルのところに米軍ヘリコプターが墜落するという事故が起きましたが、四国電力は事故直後、「原発は飛行機が墜落しても安全だ。今後特に対策を取るようなことはない。」と言い放ちました。
1996年、伊方原発沖に四国電力が見落としていたA級活断層が発見されましたが、その後四国電力が取った対応は、「最大200ガルの地震動を想定して建設した伊方原発1、2号機の耐震設計は、検討してみると、敷地前面海域に大地震が起きても余裕がある。」という報告を県と伊方町に提出する、というものでした。
(斉間満さんの『原発の来た町』には、四国電力が犯罪に等しいやり方で用地を取得し、漁業権を奪い、伊方原発を建設し、安全性を無視して稼働しつづけてきた過程が生々しく記録されています。)

◆「加圧水型炉」に「プルサーマル」◆
原発は、核分裂で発生する熱を利用して水蒸気をつくり、水蒸気でタービンを回して発電する仕組みになっています。
伊方原発は「加圧水型」と呼ばれる型の原発です。
「加圧水型」原発では、原子炉内で発生した放射能を帯びた水蒸気でそのままタービンを回すのではなく、別系統の冷却水(2次冷却水)に熱を移して水蒸気を発生させ、タービンを回すしくみになっています(チラシ3ページ)。
この2次冷却水に熱を移して蒸気を発生させるのが、「蒸気発生器」です。蒸気発生器は、チラシにあるとおり、細管のお化けのようなグロテスクな形をしています。
肉厚わずか1mm程度、直系2cm程度、長さ約20mの細管が1万本以上、その中を、放射能を帯びた高温・高圧の水蒸気が細管を揺らしながら駆け巡っています。
金属疲労が容易に起きます。現に、1991年には、同じ「加圧水型」の関電美浜原発で、蒸気発生器の細管がギロチン破断するという事故が起こっています。

さらに、伊方原発3号機では、燃料にプルトニウムを使用することになっています。
プルトニウムは、通常の原発の燃料であるウランに比べて、熱エネルギーが40倍も高く、溶融点は70℃も低い物質です。それだけ制御がむずかしく、事故の危険も高まるということです。

◆瀬戸内海に放出するトリチウム◆
伊方原発からは、事故が起こらなくても、放射性物質が放出され続けています。トリチウムという放射性物質です。
核燃料を水で冷却しつづけているかぎり、トリチウムの放出は続きます。(核燃料が冷却できなくなったら、それはそれで、それこそ大変なことです。)

◆敷地内に大量に貯蔵される高レベル放射性物質◆
伊方原発の敷地内には、2011年度末時点で、1408体の使用済み核燃料が溜め込まれています。(現在はもっと増えている可能性があります。)重量にして、広島原爆のざっと1万倍の放射性物質が溜め込まれているということです。
もし苛酷事故が起これば、これらの放射性物質が放出され、潮に乗り、風に乗って広島市にも直にやってきます。

◆南海トラフ・中央構造線(伊方原発敷地前面海域断層群)◆
地球の表面は一枚の安定した岩板から成っているのではなく、何枚かの岩板から成っていて、日本列島は「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」「ユーラシアプレート」「北米プレート」という4つの岩板が接する場所にあります。地震は、プレートとプレートが接するところで頻発します。
「南海トラフ」は、「フィリピン海プレート」が「ユーラシアプレート」の下にもぐりこんでいるところにできている海溝(チラシの地図をご覧ください)です。政府の地震調査委員会は24日、この「南海トラフ」を震源とするM8~9クラスの地震が今後30年以内に起こる確率を60%~70%と発表しました。

伊方原発の前には、「伊方原発敷地前面海域断層群」と呼ばれる活断層群があります。世界最大級の活断層である中央構造線の一部を成しています。
安土・桃山時代には、大分県の別府湾内(伊方原発から約80km、原発前の活断層の線を延長していくと別府湾に至る)にあった島(瓜生島)が地震と津波で一日にして海底に没したという伝承もあります。
揺れ動き、隆起したり陥没したりする地面の上に、原発が建っています。


☆トリチウムについては、大歳さんが詳しく話してくださいました。
トリチウムは、無害な放射性物質であると電力会社などは言ってきたが、それは事実ではなく、危険な放射性物質であること。
水素の同位体であるトリチウムは、水や水蒸気の形でも存在するが、炭素と結合して「有機結合型トリチウム」という形でも存在するということ。
そして、特に危険なのは、「有機結合型トリチウム」が食べ物として生物の体に入ってきて、濃縮されることであること。等々。
(大歳さんの詳しいお話の内容は、改めて送らせていただきたいと思っています。)


☆森本さんは、父親としての思いをこめて、街の人たちに語りかけていました。
「子どもたちに、原発、残しましょうか?」
「負の遺産を、次の世代に残しましょうか?」
「みなさんは、どう考えますか? ぼくが聞きたいのは、それだけです。」…


☆網野さんは、広島から一番近い原発は、中国電力の島根原発ではなく、広島市から100kmの愛媛県の佐田岬半島の中ほどに「瀬戸内海に面して建っている」四国電力伊方原発であることを、重ねて強調。
伊方原発からは今もトリチウムが出ていること、
伊方原発から放出されたトリチウムの量については『原子力施設運転管理年報』という公的な年報に掲載されているのでぜひ自分で調べてみてほしいということ、
トリチウムの害については40年も前にカナダの研究者が明らかにしていたこと、
などを訴えてくださいました。


☆最後に大歳さんは、これまで原発を推進しつづけ、今も再稼働に積極的な「原発戦犯政党」には投票してはダメだ、と訴えました。

原発を推進する側は、フクシマ事故前は、「原発はCO2を出さないので環境にやさしい」(地球規模の放射能汚染をもたらしている原発のどこが「環境にやさしい」???????)などと言い、
事故後は、「原発が動かないと電力が足りなくなる」(今原発は大飯以外動いていないが電力は足りている。設備容量は十分。)と言い、
それが通用しづらくなると、「原発が動かないと、電気料金が上がる。」(電力会社の火力発電の単価が高くなるのは、わざわざ旧財閥系商社から世界一高い燃料を買っているから。電力会社の経営が圧迫されているのは、動かさなくても運営費が無茶苦茶にかかる原発を抱えているから。)と言って、国民をだましてきたことも指摘。

原発メーカーである日立、三菱、東芝の製品はボイコットしよう、
原発に融資している銀行の預金を引き上げよう、とも呼びかけました。


☆真夏に等しい暑さの中、集まった4人の気持ちにも熱いものがありました。
子どもを抱いたお父さんが、子どもの手にチラシを持たせてくれる場面もありました。
50枚用意したチラシは、復路の中ほどで無くなりました。

◆大歳さん

 毎度お騒がせしております。2週間に一度、土曜日午後三時から行なっております、伊方原発の再稼働を止めるデモを本日も開始したいと思います。今日で第20回目となります。

 私たちの住むこの広島から最も近い原発は中国電力島根原発ではなく、実は四国間力伊方原発になります。愛媛県の佐田岬の付け根部分に位置する伊方原発から広島市街中心部までは直線距離で約100キロしかなくこの間にあるのは、海と点在する島々だけです。私たちの住むこの地域は意識するしないにかかわらず豊かで穏やかな瀬戸内海の恩恵を受けています。例えば特産品である牡蠣、大長みかんやデコポンなど柑橘類、そして多種多様な海産物です。もし伊方原発で過酷事故が起これば、瀬戸内海のように外洋に面していない狭い海域、そして狭いが故に大きな潮汐力と速い潮流が生まれる海域ではあっという間に放射能汚染が瀬戸内海の端から端まで広まってしまうでしょう。
 もしよろしければ現在お配りしているチラシに示されている地図をご覧になっていただきたいと思います。海流の向きを矢印で表していますが西は上関半島から東は尾道沖のしまなみ海道までのエリアは島嶼部がかなり多いことが分かります。音戸大橋や安芸灘大橋の下の流れを見ればわかりますが、海峡部ではかなり速く潮が流れ、満潮干潮時刻に関係なく潮の方向が変わります。瀬戸内海の潮流は、親潮や黒潮が流れる外洋のような一方向の流れではなくもっと複雑な流れです。ここに汚染物質が流出すればどうなるかをイメージしてもらうためには、ぐるぐる回転している洗濯機の蓋を開けた状態で上から墨汁をゆっくり注ぐ様子を想像してもらえればわかりやすいと思います。これを考えたとき、伊方原発がどれほど我々の共通の財産である瀬戸内海の食の安全を脅かすものであるかがわかります。さらに詳しく見ていきますと、仮に伊方原発で重大な放射能漏れが生じたとき瀬戸内海の地域でまっさきに影響が出るのが予想されるのは祝島、長島、八島、上関半島と平郡島そして周防大島の南側です。この辺りは広島からも釣りやレジャーに行かれる方の多い、人気の高い地域であると同時に良質なひじきが採れる地域です。これらの島々から伊方原発までの距離は50km以内になります。
広島市内沿岸部に放射能影響が出るルートは周防大島の東端もしくは大畠の海峡部を経由して、能美島と宮島の間の海域を通って到達する経路です。宮島と能美島の近辺は言わずと知れた牡蠣養殖の盛んなエリアです。伊方原発で過酷事故が起これば、これら全ては壊滅的な影響が出ます。
 ―「福島の事故は特別であり、そのような事故は滅多に起こらない」
そう考える方も大勢いらっしゃると思います。実は原発は事故を起こさなくても十分に有害であるという例をこれから説明していきたいと思います。
トリチウムという物質があります。三重水素とも言います。通常の水素と異なるのは原子核の中に中性子を二つ含むために不安定であるということです。ただし自然界にも存在し、電離エネルギーが非常に小さいためこれまでは無害とされてきました。しかし近年の研究によって濃度の高いトリチウムは非常に危険であるとことが次第に分かってきました。
トリチウムという物質は通常トリチウム水という形で存在しています。これの化学的物理的特性はマクロで見ると通常の水と全く同じものです。したがって液体の状態にもなれば蒸発して水蒸気の状態にもなります。
私たちは野菜、穀物、肉や魚を摂取することで生きることができます。高濃度のトリチウム水がそうした野菜、穀物、動物や魚に接触した場合、物理的特性が普通の水と同じですから、植物や生物が水分を常に吸収しているように全く同じようにトリチウム水を内部に取り込んでしまいます。植物、生物は有機物なので取り込まれたトリチウム水は次に有機結合型トリチウムへと変化します。
この有機結合型トリチウムというものが大変厄介なものです。まずトリチウム水そのものを取り込んだとりこんだ場合よりも何十倍も排出されにくくなり、有機結合しているということはつまりDNAや細胞といった有機物を超至近距離でダメージを与えることができるようになります。カナダの研究者は有機結合型トリチウムについて以下のように報告しています。

―「組織内の有機結合型トリチウムの濃度は、トリチウム水の摂取後よりも、有機結合型トリチウムの摂取後のほうが1桁以上も大きい」―イアン・フェアリー

これが意味するところはトリチウム水自体を摂取することよりも、トリチウムに汚染された食品を摂取するほうがより危険が高く、さらに食物連鎖を重ねることで個体内の有機結合型トリチウムの濃度が濃縮される危険性があるということです。
話を伊方原発に戻します。伊方原発は加圧水型の原子炉を採用しておりますが、これは沸騰水型の原子炉に比べ、より多くのトリチウムを排出してしまいます。もちろん瀬戸内海は潮流が速いため、原発から離れればトリチウム濃度も希釈、拡散はされていますが排水口付近では高いトリチウム濃度となります。ここにおける海草、バクテリア、小魚などの有機体はすぐさま組織内に有機結合型トリチウムを形成し、これらはその他の中型、大型の魚に食べられていくことでさらに有機結合型トリチウムの濃度を濃縮させていきます。こうした魚を私たちが食べるとどうなるか?伊方原発を再稼働させて本当にいいのか?どうかよくお考えください。
現在でも、東北の復興支援で『食べて応援』キャンペーンが広く行われています。テレビ、ラジオなどでも石巻のワカメを食べようとかやっていますが、汚染水の大規模な流失と、この有機結合型トリチウムのことを考えるとこれらが非常に無責任なものであるのが分かります。トリチウムはその電離エネルギーが小さくとも、セシウムとは全く異なるかたちで細胞を破壊し、有機結合型トリチウムに変化することで何十倍も排出されにくくなります。何も知らずに『食べて応援』キャンペーンを実施しているマスコミ連中は、なんの責任も取ることはありません。

 スピーチの最後に私からのお願いがございます。この地震だらけの日本において54基もの原発を作ってしまったのですが、一体どこの政党がこれを推進してきたかというとこれは自由民主党です。
正力松太郎原子力委員会初代委員長や中曽根康弘元首相を筆頭に自民党のほとんどの議員は原発を推進してきました。自民党こそが原発A級戦犯政党であり、現在ではベトナム、インド、サウジ、トルコに必死に原発輸出しようとしている現在進行形の犯罪的な組織です。だから脱原発をするのにまず何をしてはいけないかというと、これは自民党に票を入れてはいけないということになります。そしてこの7月に参議院選挙がありますがこの広島の選挙区において自民党から出るのはだれかといえば、溝手顕正さんになります。溝手さんに票を入れてしまうと脱原発はできなくなります。
アベノミクスとか何とかで自民党の支持率が上がっているとマスコミはでっち上げていますが、こんなのも全部ウソです。所得の増加が伴わないインフレなどむしり取られているに等しいのです。さらにいえば、アベノミクスなどなんの裏付けもない人為的な金融バブルに過ぎず危なっかしいこと、この上ありません。実際に日本国債の価格は下がってきています。
最近のニュースではやたらと待機児童増加の解消と保育所を増やす計画を宣伝していますが、これらは選挙対策用の自民党の点数稼ぎです。いくらイメージを作り上げようとしても安倍晋三ファシスト政権の子育て支援のその先には、徴兵制と国防軍が待っています。
自民党と同様、悪質な世論の誘導を行なう大手のマスコミからの決別もいたしましょう。