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第125回3.11特別版広島2人デモ 2015.3.11報告

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みなさま
(いくつかのメール・メーリングにお送りします)

毎度毎週お騒がせしておりますが
今週バタバタして3.11特別デモの報告が遅れました。
遅まきながら、ご報告いたします。

広島2人デモをはじめたのは2012年6月23日。
金曜日に歩くことにしてますが、3.11は特別ということで、2013年から必ず歩くことに決め、
2014年、2015年と今年で3回目になります。

問題は、広島のみなさんに、今年は何をポイントに訴えていくか。
同時に、これはチラシの企画でもあります。

哲野「思い切って引いて、遠景から見なきゃいけないよね。
   やっぱり全体を見回して、何が根本問題なのかをしっかり見据えることが今大事だと思うよ。」
網野「それは私も感じる。汚染水流出、作業員の方が生き埋めで亡くなる、
   K排水路から汚染水が流れた、3号機のガレキ撤去で放射性物質が飛散した、
   トリチウム水放出問題で福島の漁民の方々が反対している、
   避難している方々がなかなか戻れない、帰還を諦めた人もかなり出ている、
   そんなニュースが流れるたびに、世間があっちへワー、こっちへワーっと揺れる。
   これが今の実情じゃないか。」
哲野「マスコミにしてもそうだ。一時ぱったり止まっていた福島原発事故ものが
   3.11が近づくに従って記事量が増え、3.11が過ぎれば、またぱったり止まる。
   もう、マスコミ自体、3.11を季節もの扱い。
   広島では有名な「8.6もの(ハチロクもの)」というジャンルが出来上がってしまっているが
   福島原発事故もそろそろ「3.11もの(サンテンイチイチもの)」
   というジャンルになっちゃうんじゃないか。
   しかもほとんどが、美談か、お涙ちょうだいか、どっちかだ。
   だんだん、広島原爆に似てきたね。なかなか本質問題に行かない。
   だからやっぱり、不充分ではあるだろうけど、思い切って引いてみて、遠くから眺めてみて
   その中で個別の問題を見てみたいよね。」
網野「思い切って引いてみて、根幹の問題はなんだろうね」
哲野「やっぱり、事故が継続中だ、ということじゃないか。」
網野「継続中だということは、なぜ言えるか?」
哲野「そりゃ、福島原発敷地の外へ、放射能が出ている、
   しかも計り方によって色々だけども、法律が定めた放出量よりも、10倍の放射能が出ている。
   敷地外に流れている、これだろうね。
   法令が一定量の放射能を環境に放排出することを認めていること自体、おかしいんだけども
   その法令の10倍の放射能が今なおかつ、敷地外へ流れ出している、これがまず根幹だろう。

   次に、原子炉内の剥き出しになった大量の放射性物質、これがいつ、なんのきっかけで
   現実的には地震だろうと思うけども、一斉に飛び出してくるか、
   誰も絶対大丈夫だと言えない状態にある、これが2番目だよね。

   3番目は、日本の法律で、具体的には原子力災害対策基本法だけども、
   こういう事態には、日本の国力を挙げて事故終息に向かいなさい、と書いてある。
   そのためには、内閣総理大臣、国の最高権力者にあらゆる権限を集中して
   事故終息に当たれと、そう読めるように書いてある。
   現状、そうなってない。
   内閣総理大臣は、原子力緊急事態宣言中、原子力災害対策本部長として
   全力を挙げて事故解消に取り組め、と読めるように書いてある。
   言ってしまえば、国家の一大事だからね。
   ところが現状そうなってない。
   原子力災害対策本部は、いまや開店休業状態。
   マスコミは福島原発事故を過去の出来事として扱いはじめている。
   大きく引いてみると、これが根幹の問題のように僕は見える。」
網野「私らド素人ですら、そう思うのに。専門家はそれに気が付かないんだろうか。」
哲野「いや、なかなか、どうして、僕らが気が付くんだから、彼らが気が付かないはずがない。」
網野「どうしてそう言えるの?」
哲野「特定原子力施設監視評価検討会ってのがあるだろ。
   もう、32~3回くらい開いてるけど。
   特定原子力施設っていうけど、中身は事故を起こした東電福島第一原発だけ。
   この会合をず~っと読んでると、ポロポロっとその懸念を出席した人が出してる。
   それで僕も、あ、そうなのかと教えられたわけだ。教えてくれたのは彼らだよ。
   ただ、声高に大声では言わない。
   ひとつには、政治的配慮があるんだろうね。そんなこと言えば帰還政策は空中分解だし。
   東京オリンピックなんざ、とんでもないって話になる。
   だから、大声で言わない。専門家同士で話あって、なんか解決策を見つけようと、こういう事だと思うよ。」
網野「つんぼ桟敷に置かれてるのね、わたしらは。」
哲野「ま、言ってしまえばそうだ。
   しかしそれでいいわきゃない。最も肝心な我々が知らない、これが最大の問題ともいえる。
   彼らが上手く処理してくれてるんだったら、それも一方法かなと思う。
   しかし、明らかに事態は悪化してる。
   もう、黙ってちゃいけないんじゃないか。」
網野「でも広島の一介の市民が、何言ったってどうしようもないという考え方もあるよね。」
哲野「そりゃそうだよ。だからといって、黙っていようってなるか?」
網野「ならんなぁ。」
哲野「だろ?今回のチラシのテーマはこれだなぁ」

ということで、極めて不十分ながら、この大テーマに取り組んだのが以下のチラシです。

▼第125回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150311.pdf
▼タイトル

「福島第一原発は今⑧
福島原発事故は継続中、廃炉のメド立たず」

▼トピック
1.福島第一原発による原子力緊急事態宣言と特定原子力施設の意味
2.福島原発 第2過酷事故の危険は全く去っていない
3.やっと見えてきた中期的全体観-リスクだらけの敷地内
4.全体が放射性廃棄物置き場と化している敷地内
5.3号機ガレキ撤去に伴う放射性物質拡散事件
6.2015年2月に明らかになったK排水路汚染水流出事件
7.海水配管トレンチ汚染水問題とは
8.あくまで凍土壁遮水工法に固執する東電・鹿島の320億円
10.本来の強力な権限を使おうとしない原子力災害対策本部長(内閣総理大臣)

ちょっと先走りますけども、例によってチラシページビューのアクセス数を見てみて、
哲野の目が点になりました。
3月11日水曜日のページビューが8,014。
哲野「なんじゃこりゃ?」
網野「3.11チラシのページビューの数だけど。」
哲野「ほお・・・!」
網野「やっぱり、全体観を眺めてみたいと思う人は多いってことだね」
翌、3月12日の同じく3.11チラシのページビューは8,834。
通常、チラシをアップロードした時に、ページビューがわっと上がり、なだらかに下がっていくものですが
このチラシに限っては、2日目のほうが上がっているという現象になりました。
3日目の3月13日は1,284、3月14日は1,953。
4日間合計で20,085。
ひとつのチラシのページビューが、2万を超えたのは初めてです。
やっぱり関心が高い、ということだと思います。
そういえば今日(14日土曜日)、タバコを買いに行ったお店のママさんが、
「私最近思うけど、原発とか、被曝とか、そういう問題に対する関心は高まってると思うよ、前に比べて」
と言っていたのを思い出します。

前置きが長くなりました。

集合場所に到着してみると、じゃけえさんと原田さんがもう来ていました。
哲野「原田さん、良くこの時間帯に間に合いましたね。」
原田「もう、私は今日、これだけ。仕事は今日は欠勤届を出したの。」
なかなか見上げた根性です。
警察「今日は他にデモがあります。一部コースが重なってますけど
   時間帯がずれているので大丈夫とは思いますが、」
   もし、出会ったら、トラブルのないようにお願いします。」
哲野「え?何のデモがあるの?」
網野「原発反対の3.11デモがあるのよ。
   ほら、原爆ドーム前、もう集まってるよ。」
哲野「去年は3.11はなくて、人の集まりやすい土日じゃなかったっけ?」
網野「うん。でも今年は3.11にやることに決めたようだね。」
哲野「そうかぁ。そうだよなぁ。
   やっぱり、3.11にやってこそ、意味があるもんなぁ。
   本来は3.11は、国民の追悼日に、喪に服す日じゃないといけない。
   休日にしなきゃいけない。
   国民全体が3.11をしっかり考える日にしなきゃいけない。
   やっぱり3.11にやってこそ、意味があるよね。」

警備の警察の方と指令書の確認をして出発です。

▼今日のプラカードは3本、6枚です。

▼植え込みに立てた3本のプラカード

▼出発前の元安橋。晴れた日の美しい夕方でした。

たった4人なのにスピーカーを持って、チラシまきをやって、プラカード3本をどう持つか。
網野がいつものとおり、スピーカーを抱え、プラカード2本、
スピーチをする人間がプラカードを持ちながらスピーチをすると決めました。

トップバッターはじゃけえさんです。

じゃけえ「ご通行中のみなさま、商店街のみなさま、毎度お騒がせしております。
     毎週金曜日に歩いている、広島2人デモです。
     今日は3月11日ということで、3.11特別版広島2人デモを行っております。

     2011年3月11日から今日で4年経ちました。
     東日本大震災が起きた日でもありますが、福島第一原発事故が起きた日でもあります。
     そして、福島原発事故は今も継続中です。
     原子力緊急事態宣言は2011年3月11日に発令され、今も解除されていません。
     日本は今も、原子力緊急事態宣言下にあります。

     福島事故は継続中なのに、3.11を忘れないとか、追悼するとかいうのには
     少し違和感を覚えます。」

▼出発前に撮影しましたが、広島平和公園の雁木(原爆ドーム対岸)で行われていた
 東日本大震災の追悼イベントの様子。

じゃけえ「地震や津波は確かに大きな災害でした。
     その出来事は、大きな爪痕を残し、問題解決に当たらなければならないことは事実ですが
     地震や津波そのものは、4年前の出来事です。
     しかし、福島原発事故は、4年前に発生し、現在進行形の出来事です。

     時間の経過とともに、福島原発事故の放射能の影響は、
     薄れていくと思っておられると思いますが、実態的にはその真逆です。
     環境に対する放射能の影響はますます悪化の一途を辿っています。

     原発事故は終息するどころか、第二の苛酷事故の危険をはらんだままです。
     第二の苛酷事故が起れば、日本の国土の半分に人が住めなくなる、そういう事故です。
     事故発生当時も、最悪の事態であれば、東京首都圏を含んで
     東日本に人が住めない状態になっていたかもしれない、
     いまもなお、その状態になる危険性をはらんだまま、の状態です。

     原子炉内にはまだ大量に核燃料が残っています。取り出せない状態にあります。
     なぜ取り出せないのかと言うと、放射線量が高すぎて、誰も近づけないのです。
     原子炉建屋が壊れてしまえば、中に残っている大量の放射能は
     外気に飛び出してしまします。

     今日は3月11日です。
     福島原発事故が起って4年目です。事故は継続中です。」

プラカードを見る人は多かったように思います。
中には怪訝な顔で見る人もあります。
中には、立ち止まって食い入るように見るおばあちゃんもいました。

次に、原田さんです。

原田「今日は3月11日です。
   4年前の3月11日、同じ日に、日本で2つの大きな事件が起きました。
   ひとつは東日本大震災です。
   地震と津波で多くの方の命が失われました。
   もう一つは福島原発事故です。
   人によって、様々な意味を持っている日だと思います。

   この大災害から受けた喪失感、特に直接被害に遭われた方々の喪失感は
   4年では癒されないと思います。

   今私たちにとって大切なことは、この大災害から学ぶことだと思います。
   学ぶことのなかで大切なことは、いかに災害を避けるか、だと思います。

   地震は地球の動きです。人間がコントロールできるものではありません。
   地震の発生に対して、あらゆることを想定して準備をしておく、
   これ以上に出来ることはありません。これ以外に避けることはできません。

   しかし、原発事故による放射能災害は違います。100%人災です。
   自然災害を受けた方は被災者ですが、原発による放射能災害を受けた方は被害者です。
   原発による放射能災害が、人災である以上、これは人間がコントロールできます。
   避ける方法は、あるということです。

   地震の巣のような日本列島の上に、たくさんの原発が運転稼働している状況を
   心配していた人たちは、福島原発事故前からたくさんいました。
   日本は地震列島であること、原発がどんなものであるか、良く知っている人たちは
   このような原発事故が起るであろうことを、予想していました。

   原発事故そのものは、福島事故前から、色々ありました。
   その日本で最初の原発苛酷事故は、福島で起りました。

   福島原発事故は、東日本大震災による地震と津波で原因のように見えます。
   現象面から見ればその通りです。
   しかし、よくよく調べて見て、また、国会事故調報告など読んでみると、
   東日本大震災による地震と津波はひとつの偶然のきっかけにすぎなかったことがわかります。
   言い換えれば、福島原発事故のような苛酷事故は、どの原発にも起り得るということです。
   次の原発苛酷事故がこの広島を襲う可能性もあるということです。

   広島から一番近い原発、わずか100kmしか離れていない伊方原発、
   伊藤園の伊に、方向の方と書いて、『いかた』と読みます、
   この存在をご存知でしょうか?

   原発事故による放射能災害を避けるためには、どうしたらいいか。
   これは私たち広島市民にとってみれば、伊方原発による放射能災害を避けるには
   どうしたらいいかという問題になります。
   原発事故が、人災である以上、原発事故を避ける方法はあるはずです。
   それは伊方原発の再稼働をしないことだと私は思います。」

原田さんのスピーチの最中に、少し年配の男性がチラシまきをしている哲野と並んで歩き始めました。
少し、お酒が入っているようです。
哲野に、さかんに何か話かけます。
酔っぱらっているので、意味がとれません。
哲野「一緒に、歩いてくれているんですか?」
男性「そうよ!そうよ!僕はあんたと一緒に歩いてるよ!」
哲野「ありがとうございます。原発に反対ですか?」
男性「そうよ!僕は、反対よ!あんなものは、潰してしまわなきゃいかん!」
哲野「僕もそう思います。」
しばらく、哲野にさかんに話しかけていましたが、そのうち
男性「頑張ってよ!頑張ってよ!」
と声をかけながら立ち去っていかれました。
今日の参加者はこの男性を含めて、5人になるのでしょうか?

次に哲野です。

哲野のスピーチは今日は音声ファイルで報告いたします。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150311_tetuno.mp3

哲野のスピーチ中、あたりは少し静まりました。
また、修学旅行中らしい、高校生の団体がちょうど本通りをあるいていて
何人かの生徒さんが、原田さんにチラシを求めてきました。

次は網野です。

網野「今日は、3.11なので特別に歩かせていただいております。
   商店街の皆さま、ご通行中の皆さま、少々お騒がせします。申し訳ございません。

   福島第一原発敷地からは、放射能が、法外な放射能がいまも出続けています。
   新聞テレビが騒がないので、汚染水ばっかり騒いでいるので、
   もう大丈夫なんでしょ、もう終わったんでしょ、と思っている方、結構多いと思います。
   これは見方にもよるんですが、悪化してるという言い方もまた成り立ちます。
   悪化してるというと、さっきネクタイを締めたビジネスマン風の方が変な顔をしてこちらを見てました。
   なにを馬鹿なことをいうとるんや、4号機のプールから燃料は全部取りだしたじゃろ、
   原子炉建屋にはカバーもしとるじゃろ、順調にいっとるじゃないかと。
   そんな顔をされてました。
   確かに、4号機プールから燃料取り出したと、これは大きな前進です。
   というのは、まず、燃料を取り出すこと、そしてこれを安全に密閉隔離すること、
   これが廃炉工程の第一期ですから、その意味では喜ばしい事なんです。
   それは間違いありません。
   4号機プールから燃料を取り出したのは、核燃料が健全だったからです。
   1~3号炉、1~3号炉のプール、ここから核燃料を取り出すのは、大仕事です。
   メドも立っていません。
   今お配りしているチラシの中に原子力規制庁がまとめた中期マップを掲載してます。
   これ、経産省がつくったいい加減な廃止措置に向けたロードマップとは違って
   かなり、現実味のあるマップです。4号機プールからの取り出しは、これに照らしてみれば
   長い長い第1期工程のほんの手始めにすぎません。

   悪化してるというのは、敷地境界線の放射線量が上がっている。
   なぜ上がっているのかというと、敷地内に置かれている低レベルから高レベルまでの放射性廃棄物が
   杜撰に、野積みになっているからです。
   東電は、カバーをかけているとか、箱にいれているとか、言っていますけれど
   本来はキチンと密閉管理しなければいけないようなシロモノです。
   汚染水タンクだって、屋外にそのまま設置なんて、本来ありえません。
   雨風をよける、屋内管理にすべきなんです。
   鉄板一枚ですよ、あのタンク。
   汚染水といっても、中には放射能そのものといっていいくらい、高濃度の汚染水もあります。
   こんなもの、戸外に置くようなものではありません。
   
   本来なら、国が先頭に立って、国費を、惜しみなく使って、
   この状態を解消する、こうしなければなりません。

   今日は、3月11日、4年前に東北大震災が発生した日でもありますが、
   福島原発事故が起った日でもあります。
   そしてこの日、福島第一原発事故による放射能のため、
   原子力緊急事態宣言が、あ、もうすぐですね、午後7時3分に発令されました。
   もうすぐ、7時3分になります。
   これ、いまだに解除されていません。
   いま、日本は、原子力緊急事態宣言中、言ってみれば非常事態継続中です。
   これ、みなさん、どうか忘れないようにしてください。
   忘れるも忘れないも、いまはじめて知ったと言う方もいらっしゃると思います。
   はじめて知った方はその意味をじっくり考えてみてください。

   私たちが、しっかり、監視しておかないと、安倍さんは、あの~首相の安倍さんのことですけど
   ぜんぜん仕事をしません。
   仕事しないどころか、しなくてもいいことばっかり、約束破りなことばっかりしてます。
   私たちが安倍さんに仕事させなければ、福島原発事故はいつまで経っても終わりません。
   安倍さんが出来ないなら、クビにすべきなんですけどね。

   私たちが現状をしっかり知っておくこと、これが安倍さんに仕事をさせるキーポイントです。
   私たちがつくったチラシを、そのための材料の一つに使っていただければ幸いです。

   福島原発が第二苛酷事故を起こす可能性はない、と誰も断言できない状態で
   政府の政策として、福島の人を戻す、というのは、それはないと思います。
   戻る戻らないは、本人の判断です。
   正しい判断のできる、情報を伝えなければなりません。
   だから、苛酷事故の危険はあるけども、それでも戻る、というのであれば
   それは私たちがとやかく言う問題ではありません。
   ですが、そうではなくて、どんな危険がこれからあり得るかと言う事を言わないで
   帰還政策を採るのであれば、それは一種の騙しだと思います。
   
   お騒がせいたしました、ありがとうございました。」

元安橋に戻ってデモ終了。
その後、4人でお茶会となりました。
チラシは15部刷って、残りは1部。
ほとんど取りに来た人でした。

なお、3月13日(金)の第126回デモの報告は近々ご報告します。

以上ご報告いたします。