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広島市議会アンケート結果報告

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http://www.hiroshima-net.org/yui/pdf/ikata_houkoku_201503.pdf

みなさま

原田です。
ポスティングチラシについて報告します。

1万人委員会が行った、広島市議会議員を対象とした原発についての認識を問うアンケートの結果を、広島市民に広くお知らせしたいと思い、新聞折込や各戸配布を考えてみました。

先週3月14日(土)の伊方デモと街頭アンケートの後で、哲野さん、網野さん、重広さんと相談し、網野さんにレイアウトしていただき、文案を原田が考え、
翌15日(日)にもう一度集まって検討して版下を作成し、その後、ポスティング業者にチラシの内容をFAXして、翌16日(月)の朝、業者と連絡を取った上で、印刷に出してもらうという手はずになっていました。
アンケート結果を配布してほしいと業者に依頼したところ、業者から「念のため、内容を確認させてほしい」とあったからです。
もし万一、業者が引き受けない場合は断念する、ということも話し合っておきました。

結果としては、業者が、「この内容では配布できない」と断ってきました。
理由を尋ねたところ、議員の個人名が入っている上に、「回答拒否」といった表現があり、特定の議員を誹謗しているととられかねないからだ、ということでした。
納得できないとは思いましたが、引き受けてもらえない以上はどうしようもありません。

ポスティング業者への依頼に先立って、中国新聞の折込にも問い合わせてみましたが、市議会議員へのアンケート結果だという時点で、断ってきました。

非常に大きな、不吉な「壁」のようなものにぶち当たった、という感覚を持っています。
(「今まで気がつかなかったの? 子どもみたいだね」と言われそうな気がしますが。)

この広島の(広島だけではないかもしれませんが)「普通の人たち」が持っている「自粛」の空気感のようなものと言ったらいいのでしょうか。
特に「商売」に関わるところで、(特に、政権党と対立するような)政治的な色を出すかもしれないことを、タブーのように避ける空気です。
純粋なお金を介しての契約として、違法でもなく、反社会的でもないチラシを、新聞に折り込むor各戸に配布する、ということさえ、「自粛」してしまいます。
ファシズム政権の成立を待つまでもなく、「ものが言えない」「必要な情報が伝わらない」という状況に覆われているように感じます。

広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人委員会
http://hiroshima-net.org/yui/1man/