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伊方再稼働反対デモ 12月9日

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伊方原発再稼働反対デモ
12月9日(日)16:00~17:00
平和公園 元安橋東詰出発
主催:伊方原発の再稼働を止めよう!市民ネットワーク・広島
▽チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121209.pdf

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みなさま

主催の原田様から報告が上がりました。

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12月9日(日)の午後4時~5時、元安橋東詰めー本通りー金座街往復コースで
第8回目の伊方原発再稼働反対デモを行いました。6名で行いました。

チラシを添付します。

1週間後の16日は総選挙です。
今回は、「原発推進政権が誕生したら、伊方原発が動く!私たちの命が危ない!」を前面に掲げました。

12月7日には、東北地方でM7.3の地震が起こりました。
「地震のたびに、原発はどうなったのかと怯えながら生活するのはもうイヤです」
「広島市から100キロの伊方原発は、世界最大級の活断層の上に建っています」
「こんどの総選挙で原発推進政権が誕生したら、伊方原発は必ず動きます」
「原発推進政権を誕生させてはいけません」こんなことを訴えました。

今回、若い人たちの反応が目立ったようです。
原発は、まだ選挙権を持たない人たち・若い人たちの上に大きな負の遺産としてかぶさっていきます。
選挙権を持つ大人たちが、「福島原発事故の戦犯政党」をまたもや政権の座に就かせるようなことをしてはいけません。

次回、第9回目のデモは、次のような予定です。
日時:12月15日(土) 15:15~16:15
コース:元安橋東詰ー本通りー金座街(折り返し)

他の催しと時間帯が一部重なって(今回もそうでした)申し訳ございませんが、
今こそ街の人たちに広島の間近にある原発の危険性・犯罪性を訴えていきたいと思います。
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参加した私からも報告を上げさせていただきます。

参加者は6人、
原田さん、森本さん、本間さん、哲野、網野、Kさんでした。
本間さんは森本さんがツイッターノーニュークスで知り会った方のようです。

集合場所の元安橋に行くと原田さんが最初にきてました。
しばらくすると、森本さん合流。
森本さんはギリギリ用意してきた「選挙に行こう」と「NO NUKES」の紙を
買ったボードに貼ろうとプラカードの仕上げをし始めました。
そこに警察の方が登場。

原田さんと指令書の確認をして
今日のチラシの説明を哲野がします。

哲野「四国電力の有価証券報告書から火力発電と原子力発電の操業コストを調べて比べてみました。
    そうすると、確かに、燃料費では火力発電が原子力発電の5倍かかってます。
    ここだけを比較すると、確かに原発がコストの安い発電手段と見えるんですが
    原発独特のコストが余計にかかってますよね。
    人件費は除いて計算してみたんですけど
    おおざっぱに言って、火力発電4か所380万キロワットが1068億円
    原発一か所で202万キロワットで880億円
    設備容量1キロワットあたりを計算してみると
    火力発電が38,184円、原発が43,521円となるんですね。」
警察「ふつうそれって、1キロワット/hで比較されませんか?」
哲野「そうなんですよ。それが一般の比較なんですけど
    なんかおかしい。
    というのは、四国電力なんかは、原発の利用率を上げるために
    火力発電を抑えてきましたから、
    当然、火力発電は能力に比べて利用率が低い。
    だから、ワット/時で計算すると、コストが高くなってしまう。
    それで、設備容量に対するコストで比較してみたんですよ。
    そしたら元々、四国電力の火力発電は関西電力同様、高コスト体質なんですけど
    それでも原発より設備能力で比較すると
    火力発電の方が安くなってしまう。
    これ以外にこの表では現れてこない膨大なコストが将来に先送りされている。
    こういうことでしょうね、きっと」   

説明していると16時になりましたので
出発します。
▽チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121209.pdf
(思いっきり日付けが間違ってました。修正は後日します)

▽プラカード1

▽プラカード2

原田さんのスピーチから始まりました。

「広島から一番近い原発は四国電力の伊方原子力発電所です。直線で100キロです」
「世界最大級活断層、中央構造線の上に立てられています。」
「事故が起こる危険は非常に高いと言わざるを得ません。」
「原発推進勢力が政権をとれば、伊方原発は確実に動きます」

本通りの電停まで出てくると
維新の候補者が街宣していたので
マイクの声が大きく聞こえるようになったところで
妨害にならないよう、中断しました。

「広島の原爆は、上空560mでさく裂し・・・」と
広島の人間に広島原爆を説明しているおかしさを聞きながら
「・・・大阪にかえりんさい」と横断歩道を渡りつつ思わずつぶやいてしまいました。
周りもシラ~~っとしていました。

そして電停を渡り、妨害にならないほど離れてからスピーチを開始しました。

そのあと森本さんにマイクが渡りました。
「311までは原発の事に関心はなかった。311以降、原発をなくしたい、その思いで歩いている」

次に哲野
「12月7日には、東北地方でM7.3の地震が起こりました。」
「地震のたびに、原発はどうなったのかと怯えながら生活するのはもうやめましょう」
「どうして一部の人たちのために、怯えて暮さねばならないのか」
「原発推進政権を誕生させてはいけません」

その次に本間さん
「いらないっしょ。原発。
 自然のきれいなところにビルが建つようなもんでしょ。
 想像してみてください。
 普通に空気吸って、大丈夫だろうかと心配している人がいること。
 子どもが外で自由に走り回れないこと
 広島じゃ想像できないかもしれないけど
 福島は現実に起こっているんです。
 先日、友人が死にました。
 でも福島では放射線量が高くて、
 まだ生きていて助けられた人も
 政府が規制して救助すらできず
 死んでいった人がいる
 いま、歩いている恋人、夫婦、家族、大事な人が
 同じような境遇だったらと想像してください。
 助けるどころか死に目にすら会えないんです。」

プラカードは見てもらえましたしスピーチも聞いていました。
ただしKさんの観察では(当たっていると思いますが)
時節柄「クリスマスのことや年末の雰囲気で頭がいっぱい」という感じでした。

選挙中なのか、やはり「選挙活動かも」「誘導されるかも」と警戒されている空気もあります。

ただこれは哲野もKさんも一致してビラまきをしてたので
感じたことですが、中学生、高校生が素直な反応を返してくれました。
意外でした。

折り返して本通りの電停に帰ったころ
「頑張れよ!」と声をかけた見知らぬ若者に本間さんが「お前が頑張れよ!」と
じゃれ合うほんわか雰囲気もあったり、
チラシを配っている原田さんのところに学生の集団が来て原田さんが説明したりと
なかなか良い雰囲気でした

最後に私も一言、元安橋に帰った時に言わせていただきました。
「人を守れない人間が、国を守れるわけがありません。
 自分の命を一番に大事に考え、権利を、政治を、一票を、行使してください」

余りに寒かったので、立ち話もなく
警察も挨拶してすぐに解散しました。

チラシは間違えて90部も用意してしまいました。
事務所に帰って数えると13部残っていました。
ということは意外とはけたようです。

ほんとにこの日は寒かったです。
スピーチする時はみんな口がこわばってました。

以上ご報告いたします。

追伸
島原市の市長選挙の結果(12月9日投票日)を
Kさんに教えていただきました。
(12月10日新聞休刊)

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島原新聞抜粋
http://www.shimabara.ne.jp/shimabara_newspaper/headline.php#1370

任期満了に伴う島原市長選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、青果店を経営する元市議で新人の古川隆三郎氏(56)が1万4739票を獲得 し、再選を目指した現職の横田修一郎氏(66)を2141票の大差で破り初当選を飾った。
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古川氏は無所属
現職横田氏は自民・公明・民主推薦でした。
同じ日の朝日は
「古川隆三郎氏(56)=無新、前市議、初当選。横田修一郎氏(66)=無現、民・公推薦=の再選を阻む。投票率は70.24%。 」
http://www.asahi.com/politics/update/1209/SEB201212090006.html

長崎新聞

長崎新聞はこの結果を伝えずに
●政治面のトップが「自民21%、維新・民主は10% 共同通信の比例投票先調査」
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121210/po2012121001001781.shtml
をかかげてあげていました。

●前副知事の猪瀬氏リード 追う宇都宮、松沢両氏
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121210/po2012121001001842.shtml

も次に挙げています。
マスコミの世論調査は本当なんでしょうかねぇ?