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第86回広島2人デモ 2月7日告知

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▼第86回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140207.pdf

みなさま

毎度お騒がせいたします。
第86回広島2人デモの告知です。
18時~元安橋東詰出発

チラシが出来ました、宜しければご覧ください。
タイトル
「中高生のための原発・被曝基礎知識その1」

今回の質問
Q1:原発ってなに?
Q2:原発っていくつあるの?
Q3:停まっている原発は安全なの?
Q4:原発事故が起きたらなぜ避難しなくてはならないの?
Q5:放射能ってそもそもなに?
Q6:なぜ人間は放射能に弱いの?
Q7:放射能を無害化することはできないの?
Q8:被曝を避けるにはどうしたらいいの?
Q9:内部被曝と外部被曝はどう違うの?
Q10:「被爆」と「被曝」と「被ばく」と「ヒバク」は、 何が違うの?

では今日も歩いて参ります。

第85回広島2人デモ 1月31日報告

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みなさま

毎度毎週お騒がせいたしております。
第85回広島2人デモの報告です。

今日はチラシ作りの時の哲野との会話から。

網野「今回のチラシのテーマ、福島第一の現状も深刻度を増してるのでそろそろやりたいけど
    どうしようか。」
哲野「前から気になってるんだけど、2人デモのスピーチで原子力規制委員会のwebページを見てください、
    新聞テレビがいかにデタラメかがわかりますとスピーチしているけど
    実際敷居が高いよね。」
網野「専門用語ばかりだしね、見慣れると面白いし、見ておいた方がいい、重要な資料が山のようにあるんだけどね。」
哲野「鳥取県の原発安全対策課の担当者の人と話をして毎回思うんだけど
    彼らはと本当によく規制委の資料を読み込んでいる。
    原子力災害対策指針にしても、規制基準にしても、読み込んで正しく理解しておけば
    中国電力のいい加減な、あれ、なんだっけ?えーと、原発地元だったっけ?
    中国電力が勝手に原発地元を決められる、それを新聞が真に受けて書く、
    地元住民が俺たちにも発言権をと要求する、みたいな
    ばかげた話には全然動じてない。
    原子力災害対策指針やそのほかの議論から、鳥取県も島根県や松江市と同等の発言権がちゃんとある、と理解している。
    狼狽してないよね、彼らは。」
網野「うん。なんだったっけ、あの鳥取県の回答文書。
    今回の再稼働申請に対する回答も含め、審査会合の結論を待ち、原子力規制委員会と中国電力の説明を聞き、
    また鳥取県内関係者、専門家の意見も充分聞いたうえで再稼働に対する態度を決めます、という。
    全く動じてないよね。」
哲野「だから、やっぱり僕ら一般市民がしっかり読み込んでおくことが大事なんだけども
    なかなか仕事をもってあれだけの分量のものを読んでいくというのは大変な仕事だよね。」
網野「映像だけでも面白んだけどね。」
哲野「とにかく原発に関するあれだけ広範な情報が僕たち一般市民に手の届くところにある、
    これは恐らく原発史上で初めてのことじゃないだろうか。
    これまでは原発は難しい、難しい事は専門家任せ、専門家が上手くやってくれるだろう、
    原発推進のほうもそこに付け込んで、情報独占してきたけど、
    もうこれからはそういう時代じゃない。
    ポスト・フクシマ時代の大きな変化だよね。
    だから一般市民がアクセスするようになると反原発の世論は大きく前進するんだけどなぁ」
網野「じゃ、原子力規制委員会のwebサイトの見どころ、読みどころを紹介するチラシってどう。」
哲野「えっ、それチラシでやるの?不可能よそんなの。あんな分厚い内容を。」
網野「でも再稼働の議論はみんな興味あるでしょ」
哲野「うーん再稼働かぁ」
網野「それに、あの議論の映像は是非みんなに見てもらいたいね。」
哲野「そう言われてみれば、むずかしいとこばっかりじゃないよね。
    委員会の議事録とか、委員長の記者会見速記録とか
    規制庁次長の定例記者会見とか
    しゃべりの形式だから結構わかりやすい。
    僕もそれを読んでて、あ、そういうことなのかとわかった経験何度もある
    難しいことばっかじゃないわけだよね。
    狙いを絞ればできんことはないかな」
網野「出来るよ。
    それに専門用語わからなくても、私レベルでわかる話だってあるんだよ。
    Kさんなんか、高校生の娘さんと一緒にみながら、
    笑ったり、呆れたり、『バカじゃないの?!』ってツッコミいれてたみたいよ。」
哲野「でもこのテーマじゃ一般受けしないだろうね。」
網野「私の予想では10部も出ないと思う。」

ということで今回は原子力規制委員会webサイトガイドを目指してチラシを作ってみることにしました。

http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140131.pdf

今日の参加者は結局6人。
哲野、網野、じゃけえさん、Kさん、久々に大歳さん、原田さんでした。

出発前、集合場所にいくとだいぶ陽が延びてきました。
明るいです。先週は懐中電灯が欲しい明るさでしたが、今日から懐中電灯は不要になりました。
警察の方が来て指令書の確認をします。
チラシをお渡しして説明。
哲野「原子力規制委員会のwebサイトはご覧になったことありますか?」
警察「ええ、昨年少し。やっぱり一度は見ておこうと思いまして。
    しかし、なかなか難しいですね。」
その通りなんです。調べる目的を持った人には探しやすい作りになっていますが
勉強のために見ておこう、とすると、なかなかとっつきにくい。

しゃべっていると音楽が鳴りました。

集合時間には誰も間に合わず、2人で出発です。
(みんな仕事持っていますから。)

哲野がスピーチ開始。
原子力規制委員会はご存知でしょうか、
私たちにとって原発に関して重要な情報を満載しています。
しかしこの規制委員会のwebサイトは
なかなかとっつきにくいのですが
慣れてくると面白い中身も相当にあります。
今日のテーマは原子力規制委員会のwebサイトです・・・・と
前置きして、チラシの中身を説明しました。

哲野のスピーチ中に、じゃけえさん参加。
早速チラシの束を哲野から受け取り、チラシまき。

哲野のスピーチが続きます。
哲野「原子力規制委員会を原発を抑制する組織であるとか、
    あるいは安全を審査する組織であるとか
    考えるのは大きな勘違いです。
    原子力規制委員会は立派な原発推進組織です。
    福島原発事故以降、それまでの原発安全神話派は完全になりをひそめました。
    それに代わって台頭してきたのが、原発の規制を国際標準にする
    とする原発推進派が主流を占めるようになりました。
    国際派の心配は、このまま野放図な原発をやっていると
    やがて日本から原発が叩きだされる、というものです。
    ですから、規制を厳しくしますから、どうか勘弁してください、動かさせてください、と
    言ってるようなものです。
    例えば原子力規制委員会の田中委員長は
    原発にゼロリスクはないんだ、と完全にお手上げなんだと述べ
    その上で社会がどこまで原発のリスクを許容してくれるのか、
    そこの議論をはっきりさせてほしいと言っています。
    が、ここがまさしく、論点のどポイントです。
    私たちのような市民からすれば、福島事故のあと
    放射能が日本中に蔓延しつつあるような今の状況で
    原発のリスクなど、これっぱかりも受け入れる余地はない、
    リスクゼロでないなら動かすな、
    リスクゼロでないのに動かさせてくれ、それはムシが良すぎるというもんじゃありませんか、
    というのが私たちの言い分です。
    みなさん、どうお考えになりますか。」

次にマイクが渡ったのがじゃけえさん。
じゃけえさんはいつものように、伊方原発の危険と
今日のチラシには伊方原発の規制基準適合性審査の様子や
中国電力島根原発の審査の様子や
その検索の仕方がわかりやすく書いてあります、とスピーチしたうえで
伊方原発の再稼働が近い事、
伊方原発が広島から最も近い原発であり
ここが苛酷事故を起こせば広島は一時移転の対象になり
広島に住めなくなる、と訴えました。

じゃけえさんのスピーチ中にKさん登場。
早速Kさんにマイクが渡ります。
広島にも放射能は風にのって毎日届いている
放射能汚染食品も検査がないので基準値以上の食品が見つかったり
産地偽装や加工食品になって出回っている
広島も他人事ではない、と訴えました。

Kさんのスピーチ中に大歳さんが参加して5人。
哲野「よく来れたねえ。」
大歳「ええ、随分ご無沙汰しておるもんですから。
    年末までは地獄でしたね
    年を明けてからちょっと楽になりました。」
哲野「でもこれから年度末でしょ。」
大歳「ええ、そうなんですよ。
    3月末まではどうしても動けない。
    それを過ぎると時間が取れるんですけどねえ・・・」
哲野「Kさんのあと、スピーチお願い。」
大歳「駄目ですよ、原稿つくってきてないもん。」
哲野「原稿なしでいいじゃん。」
大歳「ダメダメ。」

ということで網野と並んで大歳さんがプラカード持って先頭を歩きます。

次に網野にマイクが渡ります。
網野も原子力規制委員会のwebサイトの紹介スピーチをしました。
網野「原子力規制委員会の審査会合を読んでいると、これが安全審査ではなく
    単なる規制基準適合性審査であることはよくわかります。
    規制委員会が審査しているのは、原発の安全性ではなく
    苛酷事故を出来るだけ小さくすることを目的とした性能標準、すなわち規制基準を
    クリアしているかどうか、最低限の構えをもっているかどうか
    これを審査しているのだということがよくわかります。
    安全性は元々審査の対象に出来ない性質のものなのです。
    でも新聞やテレビは安全審査だと言い続けています。
    みなさん、どんな印象を持ちますか。
    安全審査と言えばクリアしたら安全のお墨付きを得たと思う人が多いと思います。
    現実に昨日でしたか、一昨日でしたか、通常国会の答弁にたった安倍首相は
    相変わらず世界で一番厳しい安全基準に合格すれば
    こうした原発は心配がないので、再稼働させると答弁しています。
    安倍首相こそ、原子力規制委員会のサイトをよくよく読んだほうがいいと思います。
    字が読めればの話ですが。」

網野のスピーチ中に原田さんが参加、職場から直行で駆けつけたようです。
これで6人になりました。
最後に網野は、伊方原発が一番近い原発で
苛酷事故になったら一時移転の対象になるという説明をしました。

元安橋に帰ってデモ終了
ちょうど元安橋の横断歩道を渡る前にもずっとスピーチをしていたのですが
聞いていた人がチラシを求めました。
Kさんが伊方の署名チラシを渡し、少し説明していました。

というのも、今回のチラシは30部用意していったのですが
10部も売れないだろうと思ったら意外にデモが終わる前に全てなくなってしまいました。
念のため持ってきていた伊方の署名用紙兼チラシを持っていたので良かったです。

意外にも、原子力規制委員会に対する関心は高かったようです。

網野「今日の反応、どうだった?」
Kさん「若い人が良く取りにきたよね。」
じゃけえ「私も同じ印象。」
哲野「僕のところは若い女性が2人チラシを取りに来た。
    それから高校生が7~8人のグループがじっとプラカードを見てたので
    黙ってチラシを差し出したら後ずさりして受け取らないので
    さらにチラシを突き出したら、一人の女の子がお辞儀しながら受け取った。
    あとで見てると、ハトが群がって餌をついばむように、チラシを囲んで見ていた。」
Kさん「東京都知事選の影響じゃないかしら。」
哲野「いや、僕は違うと思うね。
    やっぱり規制委ってなんだろう、という疑問がみんなに大きいということじゃないかな。
    意外だったけど」

てなことを話していると、小一時間経ってしまいました。
以上ご報告いたします。

第85回広島2人デモ 1月31日告知

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▽第85回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140131.pdf

みなさま

毎度毎週お騒がせしております、広島2人デモです。
1月31日(金)18時~
元安橋東詰めを出発して歩きます。

今回のチラシです。
宜しければご覧ください。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140131.pdf

タイトル
「原発情報の宝庫 原子力規制委員会のWEB サイトを覗いてみよう」
マスコミの嘘が良くわかる

トピック
1.原子力規制委員会で原発・被曝を勉強しよう
  ◆原子力規制委は原発推進行政組織
  ◆規制委員会が提供できない情報
2.原子力規制委員会は原発推進の行政組織
  ◆再稼働に前のめりになる規制委員会
3.原子力規制方針の大転換(リスクゼロはない)と原子力規制庁幹部
  ◆原発推進経産省幹部と警察官僚で固めた規制庁幹部
4.原子力規制委の Web サイトを閲覧してみましょう
5.しかし一番大事なのは “原子力規制委員会” 会合
6.審査会合で四国電力・伊方原発を見てみましょう
7.審査会合で中国電力・島根原発を見てみましょう

では今日も歩いて参ります。

第84回広島2人デモ 1月24日報告

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みなさま

毎度毎週お騒がせします。
広島2人デモ第84回目の報告です。

参加は4人、哲野、網野、Kさん、じゃけえさん。

だいぶ陽が明るくなってきました。

集合場所に行って待っていると通りすがりの中高年齢層の方が
結構プラカードを見て行きます。

哲野「元首相が出る意味のわかる人はやっぱり見るね。」
網野「?」
哲野「東京都知事選挙で誰が勝つか、などという興味を離れてみると、
   元首相、細川さんの言ってる事は相当面白い。」
網野「どういう面白さがあるの?」
哲野「まず、細川さん。
    このひとは、肥後熊本のお殿様。
    ばかりじゃなくて、太平洋戦争開戦に大いに責任のあった、近衛文麿の孫。
    しかも、元熊本県知事、元首相。
    いわば、日本の支配階級中の代表格。
    それがほとんど反原発(細川さんは脱原発と言っている)を
    事実上唯一の争点として東京都知事選挙に打って出た。
    しかも、記者会見をよく聞いてみると、
    小泉さんだけじゃなしに、細川さんを反原発の一点で後押しする
    支配層のグループが存在するということがわかる。
    やはり原発については、相当な危機感を彼らは彼らなりに持っていることがわかる。
    この危機感は私たちが肌で感じる危機感とほぼ同じもんだろうね。
    階級的立場や利害関係は全く相反するけど、
    この点では完全に意見が一致している。
    意見が一致しているというのは、「国の存亡に関わる」という見方だ。
    ところが、これはマスコミの全面的協力もあるけれども
    原発を推進しようとするグループは今のところ主要な選挙で原発を最大争点とすることを阻止してきた。
    大成功を収めてきたわけだ。
    ところが冷静に長期的にモノを考えている人たちは、
    原発問題こそ日本が当面する最大の政治課題だということを理解している、ということでもある。
    しかし多くの大衆はおかしいなとおもいながらも原発問題が当面する最大の政治課題だと気が付いていない。
    こりゃいかん、ということで恥も外聞もかなぐり捨てて細川さんが立候補したんだと思う。」
網野「それって原発問題?」
哲野「そう。それが、どポイントの質問だよね。
    細川さんの言う事をよく聞いてると、筋が通らない。
    原発問題といいながら、なぜそれが国の存亡に関わるのか、
    いったん事故が起これば、なぜ壊滅的な状況になるのか
    そして原発事故はなぜ首都直下型大地震と同列に論じられないのか。
    ここが説明されてない。
    だから筋が通らない。
    でもよくよく聞いてみると、例えばチェルノブイリをみろ、ウィンズケールでは漁業も出来なくなった、
    農地も汚染された、と言っている。六ヶ所村ラプソディの例もだした。
    記者会見では2度ばかりだけど放射能という言葉も使った。
    喉元まで出かかっているけれど、ぐっと飲み込んでいることがある。
    それはなんだろうか?」
網野「放射能による健康被害、被曝の問題だろう」
哲野「正解。これは誰が聞いても国の存亡に関わる、壊滅的な打撃を受ける、という言葉の底には
    被曝による国民的衰亡を懸念していることが読み取れる。
    だから、原発問題と彼は問題提起はしたものの、決して原発問題をエネルギー問題として捉えているのではなく
    日本国民の存亡問題と捉えていることがわかる。」
網野「でも太陽光エネルギーとか、自然エネルギーとかそういう言葉でエネルギー問題として捉えているじゃない。」
哲野「それは、一種の支持を取り付けるための看板だね。
    細川さんは支配階級の人間だから、被曝問題には触れたくない。
    被曝問題に触れればこの国は大混乱に陥る。
    支配階級に対する不信は一挙に噴き出す。
    それはこの社会の支配・被支配関係自体が転覆するかもしれない。
    そこまでは踏み込みたくない、ということではないだろうか。
    ちょっとモノのわかった人間であれば、エネルギー源がすぐさま自然エネルギーに変わるはずがないということは常識だ。
    経済合理性がないからね。
    自然エネルギーに経済合理性が発生するのは恐らくずっとずっと遠い先のことだ。
    現実的には石炭火力であり、ガス火力だ。
    環境対策も十分に練られた新しい技術がどんどん出ている。
    それは細川さんだって小泉さんだってわかってるはずだ。
    でもそれを言っちゃあ票は取れない。
    自然エネルギーでブチ上げないといけない、ということだと思う。」
網野「だから細川さんの問題提起は原発問題の形はとっているものの
    その実、放射能被曝問題を提起している、ということになるわけ?」
哲野「少なくとも僕はそう解釈している。
    でもそれを表だって言えず、ぐっと言葉を飲み込んでいる感じだ。
    だから細川さんの記者会見をチラシにして考えてみてもらいたいと思った」

おしゃべりしていると、警察の方が来ていつも通り指令書の確認。
音楽が鳴って2人で出発です。

すると、スピーチする暇もなく後ろから「間に合った」とKさん登場。
哲野「助かるよ、チラシ撒きやって。」

哲野のスピーチがはじまります。
チラシ内容の細川発言を解説しました。
聞いている人はどうしても東京都知事選、誰が勝つか、誰が負けるか、
誰を支持するか、誰を支持しないかに興味がいってしまっているようで
細川さんの問題提起に関心を持つ人は少ないようです。
ある意味予想通りです。
それだけにやはり細川さんの問題提起そのものに注意を集める必要がありそうです。

しかし、チラシは35部持っていったのですが30部ははけました。
配り手が少なかったわりには、モノのわかった人は結構少なくはない
チラシを取る人も、中高年齢層の人が多かったです。

しばらくいくとじゃけえさんと合流。

次にスピーチを変わったのがじゃけえさんでした。
じゃけえさんはいつものように伊方原発の危険性についてスピーチ。

その次にKさん。
Kさん。内部被曝を爆竹に例えて、スピーチ。
爆竹が身体の外ではじけてもよっぽど近くないかぎり被害はないけど
身体の中ではじけたらどうなるかと想像してみてください、それが内部被曝です
だからどんなに小さな爆竹でも、身体の中ではじければ危険なのです
と、被曝について知ろうとしてほしい、考えてほしい、と訴えました。

この時に以前参加してくれ先週もばったり会ったタンさんがお孫さんと手を繋いで歩いていました。
タンさん、お孫さんに「チラシをとって」というと、お孫さんが哲野のところに駆けてきて手を出しました。
哲野が渡して、またタンさんのところに走って戻ってこちらを振り向きました。
網野がバイバイと手を振ると、お孫さんも手を振ったかと思うと、またトトトっとこちらに駆け寄ってきて
まず網野とハイタッチ。それから哲野にハイタッチを要求。
ぎこちない手つきの哲野とお孫さんがハイタッチ。
またトトトッとタンさんのところに駆け戻っていきました。
考えてみれば、これほど元気の出る激励もありません。

哲野にまたマイクが渡って世界銀行の原発に融資はしないというAFP通信の記事内容を説明しました。
哲野「記者会見で細川さんは原発は時代遅れのエネルギー、
    この認識は世界の潮流と言ってましたがこれは事実です。
    例えば、国連の機構の一つである世界銀行は新規エネルギー投資に際して
    もう原発には融資しないし、投資も促さないと、去年の11月27日だったか
    世界の電気供給・インフラ整備に対する新たなキャンペーンをプレス発表した際に明言しています。
    国連の統計によると、まだ50か国近くの世界の最貧国は電気の普及率が10%程度なんだそうです。
    この普及率を上げて生活水準向上に取り組むことは国連の大きな仕事です。
    本来ならばこのプロジェクトに年間6000億ドルから8000億ドルの資金が必要ということですが
    これは考えてみれば、とてつもない大きな市場です。
    この市場に原発はいらない、と言っているわけですから
    原発がいかに時代遅れのシロモノであるかがわかります。
    日本のマスコミは意図してかどうかわかりませんけども
    こうした大事なことはほとんど伝えません。
    それどころか原発市場が世界で大きな市場となり、日本は原発輸出で経済成長ができるみたいな
    デタラメを伝えています。」

次にマイクは網野に変わりました。
細川発言に触れ、広島市や広島県の対応との比較をスピーチしました。
現在、広島市も県も、「原発問題はエネルギー問題、エネルギー問題は国の専管事項」として
私たちの市民・県民の生活権、生存権を一番に守るべき立場の首長が
全く考えていない、これはポスト・フクシマ時代の地方自治体首長としては失格です。
ポスト・フクシマ時代は地方自治体の首長は自分の頭で考え、国の言いなりになってはいけない
それでは市民・県民の生命・財産、ふるさとは守れない、
それは福島県の多くの自治体の首長がひしひしと感じていることではないでしょうか。
人のいなくなった街に経済もエネルギーもないし、市議も県議も首長もいらないのです、とスピーチしました。
またいつも通り、現在進んでいる規制基準適合性審査は、安全審査ではないというスピーチもしました。

元安橋に帰ってデモ終了。
寒い中で浮き足だってはいましたが、
広島市議会に続いて廿日市市議会対策を協議して解散しました。

以上ご報告いたします。

第84回広島2人デモ プラカード

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第84回広島2人デモ、本日のプラカードです。