プロフィール

コンテンツ

記事一覧

第6回 広島2人デモ 告知

みなさま

毎度お騒がせいたします。
広島2人デモのご案内をさせていただきます。

広島2人デモ 6回目
7月27日18時~広島平和公園元安橋東詰スタート

チラシが出来ましたので、ぜひお目通しくださいませ。

先日、とても暑かったですね。
関電管内の最高気温は35.5度だったそうです。(関西電力公表数字)

しかしピーク時最大電力使用量は2634万キロワットでした。
そして、7月15日の日曜日は34度だったのですがピーク時最大電力使用量は2016万キロワット。

あれ?日曜日少ない?

気が付きました。
家庭電力と一部事業者の電力はどんなに使ってもこんなものだと。

平日は企業オフィス、小規模工場などの電力使用で
跳ね上がっているということがわかりました。
(大規模事業者は自家発電設備を持っていますそして余剰電力を関電に売っています。)

第5回 広島2人デモ 報告

ファイル 11-1.jpgファイル 11-2.jpgファイル 11-3.jpgファイル 11-4.jpgファイル 11-5.jpg

【画像説明】
1.チラシ表面
2.チラシ裏面
▽チラシPDF
http://hiroshima-net.org/cat-crew/ivent/pdf/20120720.pdf

3.プラカード表面1
4.プラカード表面2
5.プラカード裏面1

========================

哲野です。

2012年7月20日、広島2人デモ<第5回目>の報告をします。(本来網野がすべきですが、酔っぱらって寝てしまったので私が。)

(網野注※内輪の冗談です。朝早かったので疲れて仮眠してました)

 今日は添付のチラシの内容を市民に説明し判ってもらうことが目的でした。チラシの仕上げについて事前に私と網野で意見の対立がありました。

 というのはチラシの裏面は、相当詳しく関西電力の節電期間以降の「ピーク時実際使用電力」、「ピーク時実際供給電力」、「ピーク時水力供給・火力供給・ 揚水供給」、「ピーク時他社電力」の実績を6月30日から7月17日まで詳細に羅列した表になっています。しかも他社電力の中で中部電力・中国電力・北陸電力からのいわゆる融通電力の実績表までつけた表になっています。結果、関西電力のピーク時実際電力供給能力は原発なしで3111万kW あることを実績から論証した内容になっています。チラシですから若干の解説と注(たとえば他社電力の主体は管内独立電気事業者と大規模工場発電設備からの余剰購入電力であること。融通電力は15%程度しかないこと、など)をつけて見せれば、表やグラフや数字の羅列に慣れた人であれば、非常に面白くよめる内容になっています。(恐らくは商店主、企業の経営者、営業幹部、生産幹部、技術幹部や営業マン、学者・研究者など)

 ところがこうした表に慣れていない人、あまり普段お目にかかったことのない人には恐らくチンプンカンプンだと思うのです。といって私の事務所の 1階に陣取っている学習塾の若いまだ学生みたいな先生に、事前に持っていって渡すのですが、彼女はたちまち表を理解して関電政府の悪質な詐術を見 抜くのです。

ところが、たまたま事務所を訪ねてきた永年反原発運動をやっている人に見せると2人ともまず表が読めません。相当な解説を加えると 30分ぐらいで理解してくれますが、まさかチラシを渡す時に長々と説明を加えるわけにも行きません。私はこの表を相当簡素化してチラシにしようと主張しました。ところが網野はがんとしてこのままで行こう、というのです。彼女の主張は、折角だから、今日はこのチラシが理解できる人を対象に歩こう、というものです。

 実際にこのチラシが理解できるレベルの人が大挙して動かなければ、世の中は変わりません。彼らが社会の要所要所で様々な影響力をふるっているからです。

 彼らが本当に「原発は危険だ。こういう詐術を使ってまで再稼働をすすめるのはおかしいし、危険だ。自分たちの子どもも、孫も護れない。」と思ってくれなければ世の中は変わりません。

 城南信用金庫の理事長さんですね。孫正義は相当欲と二人連れですが、規制権力に屈しないその意気やよし、です。ところが、このタイプの人は例外なく疑り深いのです。新聞やテレビをまず信用しません。世の中の裏のカラクリも知っています。すると変に省略した表を見せるより、ナマデータを見せた方が効果的です。この意味で網野は正しいのです。要するに誰を対象に訴えかけるかの問題です。結局網野の主張を取り入れてややこしいチラシを作ることにしました。

 チラシのもう一つのテーマは、7月17日原子力安全保安院の「地震と津波に関する専門家意見聴取会」で問題になった、大飯原発の断層破砕帯のことを取り上げることにしました。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/26/800_26_index.html
(上記サイトの7月17日第19回の項 配付資料を参照のこと)

 というのは一般新聞やテレビは、18日保安院の記者会見の内容を伝えるだけで、原資料にあたって記者会見で質した形跡がないのです。

 大手マスコミが発表報道に徹して「大本営発表」を続けている弊害ですが、大飯原発に関していうと、原子炉の真下、特に3号炉、4号炉の真下には、かつて断層ずれがあったことを示す断層破砕帯だらけだ、しかも関電資料は検討するに値しないぐらいに粗雑なものだ。また2号炉と3号炉の間には大きな断層が見られる、これらが本当に活断層でないのかどうかちゃんとした資料をもってこい、という点にポイントがあったわけです。
 それを原子力保安院は、大飯原発には活断層があるかないか関電に再調査と報告を命じた、しかし大飯原発はその間止めない、専門家会議でこれらが活断層であるという疑いが出されたわけではない、と記者会見で発表し新聞・テレビはほぼ無批判にこの記者会見の内容をニュースとして報じました。中には「念には念を入れて・・・調査をするわけでその間大飯原発を止める必要はない」という経産省副大臣のコメントを繰り返し流しているテレビ局(NHKとTBS)もありました。

 そこで「大飯原発原子炉の真下は地震の巣」と題して、断層破砕帯だらけの資料をトレースしてチラシに入れ、大飯原発が苛酷事故を起こす 可能性があることを強調しました。(「美浜の会」は昔から取り上げていて事新しいネタではありません)

 さらに首相官邸デモ(これは非常に重要なインパクトを与えているデモです。共産党主導の旧来型デモ・集会とは大違いです。影響力拡大が目的であることがみえみえです。いけないとはいいませんけど。それにあの大江健三郎の内容のないしたり顔。)にたとえ100万人あつまろうが、現状は変わりません。結局反原発を掲げ推進する実効的な政府を作らなければ原発の息の根を止めることはできないのです。それでそろそろ「反原発緊急国民政府を!」と短く呼びかけることにしました。首相官邸デモに結集した市民の力は、反原発緊急国民政府に結実しなければ、展望が開けません。原発推進勢 力から政治権力を奪ってしまわなければ、原発は止まらないのです。これも相の手に入れることにしました。

 チラシを何枚刷るかでまた網野と一悶着ありました。私は100枚持っていこう、網野は精々50枚だ、というのです。これも実は網野が正しいのです。これまで2人デモはチラシ撒きに重点を置いてこなかった、それで50枚持っていって余らせる、というのが現状です。歩くのは繁華街往復小一時 間です。しかも2人デモですから、めいめいプラカードをもって、拡声器を抱えて、マイクをもってという状況ではチラシ撒きに精力はさけません。いつも助っ人参加者が何人かいるのですが、今日は全く期待できません。みんな忙しいのです。網野がいうように50枚が妥当です。ところが今日は私は妙に意固地でした。結局100枚持っていくことにしました。

 顔なじみの中央警察署の方2人も6時ギリギリに走るようにして現れました。
「8・6」のデモ申請でてんてこ舞いの忙しさだったそうです。平和公園の6時を告げる音楽が鳴りました。これがゴング代わりです。マイクと拡声器を持ってプラカードを掲げて歩き始めて私は、こりぁチラシを渡せる状 況ではないな、と思いました。まさか警備課のお二人にチラシ撒きをたのむわけにもいきません。撒いてくれたら前代未聞だけどな、とも思いましたけれど。そうすると前から30代半ばくらいの男性がヌーと現れて、「2人デモのひとですか?」と聞いてきます。ええ、そうですよ、というとツイッターで見ました、参加します、といってくれました。私はこの人にチラシ撒きを頼むことにしました。こつも教えました。歩いていると、必ずプラカードをじーと見る人がいます、その人を狙って渡して下さい。後で聞くと中山に住んでいるMさんという人でした。

 すると岡本珠代さんが現れました。「先生」と呼ぶと怒られるので「珠代さん」と呼ぶことになっています、とMさんに教えました。図々しくも、珠代さんにもビラまきをお願いしました。珠代さんはひたすらビラまきに徹しました。「無私」という言葉はこの人のために作られたような言葉です。彼女の姿勢からいつも学びます。結局4人で往復しました。終わったあと、Mさんが記念写真をとりたいというので、なんと、警備の警部補さんにカメラマンを頼むではありませんか。マズイですよ、それは、というヒマもありません。「アッチャー」と私が思うのと、「ええ、撮りましょう」 と警部補がいうのとほぼ同時でした。警部補は「どうせなら、原爆ドームを背景に撮りましょう」というので、4人が元安橋の中央に移動して、原爆ドームを遠景にカメラに納まりました。なんでもありなんですね、要するに。ひとつ学びました。

 事務所に帰って残ったチラシの枚数を数えると、34枚でした。66枚はけた計算になります。網野とは痛み分け、というところでしょうか。

 以上報告でした。(全然報告になってないな、これは) 来週も金曜日の6時から歩きます。

第5回・6回 広島2人デモ 告知

みなさま

毎度のご案内、失礼いたします。

【広島2人デモ】
5回目 7月20日(金)
6回目 7月27日(金)
18:00~元安橋東詰から歩きます。
本通りと金座街を往復します。

また今回用のチラシを作成中です。
出来上がりましたらまた報告します。

第4回 広島2人デモ 報告

ファイル 9-1.jpgファイル 9-2.jpgファイル 9-3.jpgファイル 9-4.jpg

1.チラシ表画像
2.チラシ裏画像

チラシのPDF
http://hiroshima-net.org/cat-crew/ivent/pdf/20120713.pdf

3.プラカード
4.プラカード
===============
みなさま

7月13日の【広島2人デモ】の報告です。

参加者は4人でした。

原田さんがスピーカーをもって仕事場から駆けつけてくれました。
そしてそのスピーカーは「ピース・リンク 広島・呉・岩国」の持ち物です。
いつも貸して応援してくださりありがとうございます。

そして呉の仕事場から帰りがけにいつも参加してくれるTさん
ありがとうございました。

歩いていると、3日連休の前日なので街には若い人が多く繰り出しており
いつもの休日前の雰囲気ではありませんでした。

今回プラカードは
「福島原発事故は終わっていない-国会事故調査委員会7月4日」
を用意しました。

福島原発事故は終わってない・・・しっかり、しっかり言いました。

それからこのプラカードをつくりました。
(上記プラカード参照のこと。)

このプラカードを見て回りこんでほかにどんなことを言っているのかと
プラカードを全体をみようとしている人が多かったです。

この数字は平均設備利用率です。
ピーク時はチラシの方に書いていますが
それにしても原発なくても充分足りています。

また需要予測が下方修正されたことも
実際、7月からの前日需要予測と使用電力も
関西電力からデータをダウンロードして表にし
チラシの裏面に用意し
6月に盛んに言ってた「電気が足りない」は
過大に見積もったものだと告知してあるきました。

すると、歩く人が見てくれます。
チラシを向けると、ぱっと受け取ってくれます。
チラシを受け取りに来てくれる人まで現れました。
(チラシは添付でつけましたので見てください)

みなさん、やはり原発事故が収束していないのに再稼働はおかしいとおもっていました。
それは確実です。
ですが電気が足りない、ということで再稼働で押し切られ
半ばあきらめながらも「どこかおかしい」と思っていることがわかりました。

みなさんが欲しいのは「電気が足りている」というスローガンではなく
その実際のデータ、自分の感じている「おかしさ」の根拠が欲しいのだ、とわかりました。

また、原田さんが
「原発を稼働させないと、電力会社は債務超過に陥る、
それが怖くて稼働させているんです」

(これは実際株主総会で脱原発を否決した株主の多くが
金融機関であったことを思い出していただければおわかりかと思います。)

「債務超過」この言葉に、いつもは知らん顔して通り過ぎる急ぎ足のサラリーマンが
多く振り向き、ぴくっとうごきました。

企業人、得に経営者、営業マンでも中高層の意識を動かしたようです。

企業経済が大事か、そのために16万人もの福島県民避難者を出している現状はどうでもよいのか
今後もその危険をはらむ会社を許していて、また擁護する経済体制でよいのか

言い換えれば、無関心を装う一般ビジネスマン・企業人に
経済が大事か、あるいは命と健康が大事か、の
究極的な二者択一を事実関係を元にして迫っていく必要があるでしょう。

その時彼らの無関心の仮面は剥げ落ちることになるかもしれません。

今後、電力会社の経済体制もデータに入れつつ
広報する必要があると思いました。

来週はそろそろ、反原発の政府を作る必要性を訴えて行こうと思っています。

以上ご報告いたします。

第4回 広島2人デモ 告知

みなさま

広島2人デモのご案内です。

広島2人デモ 4回目
7月13日金曜日 18時~19時
元安橋東詰出発~本通り金座街往復

デモ申請は20人です。
たまたま出会ったら少しだけでも一緒に歩いてくださるとうれしいです。

今回、関電の設備利用率をプラカードにして歩いてみようと思います。

そういえば私も
スローガンは大事ですが
そのスローガンを支える部分が知りたい、
「もっと他に伝えたいことがあるだろう」と子ども心に
思ったことがあることを思いかえしています。

初心にかえって、本当に伝えたい、知ってほしいことを
プラカードにして歩いてみようと思います。

・・・デモの列が
スローガンだけじゃなく、関電の電気は足りている事実を
多くの人がデータで示したら、結構圧巻なうえに
チラシを配るより視覚的効果もあって、伝わりやすいかもしれません。

(警戒している人はチラシを受け取るのも躊躇するものですしね。)

反応をまたリサーチしてご報告いたします。