日本語名称
英文名称 |
ラテンアメリカ及びカリブ海における核兵器禁止に関する条約
Treaty for the Prohibition of Nuclear Weapons in Latin America and the Caribbean |
通称 |
トラテロルコ条約 |
署名年月 |
1967年2月 |
発効年月 |
1968年4月 |
参加加盟国 |
ボリビア、エクアドル、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、パナマ、ニカラグアなど14カ国が原参加国。1994年アルゼンチン、チリ、ブラジルが批准。2002年キューバが批准。これで当該地域の独立国33カ国がすべて批准。 |
署名・批准
核兵器保有国 |
米・ソ・英・中・仏のNPT核保有国が全て、追加議定書2に署名・批准。追加議定書2は核兵器保有国が消極的安全保障を約束することがその内容。 |
その他特記事項 |
人が住む地域で成立した初めての非核兵器地帯条約。1962年のキューバ危機で恐怖したことがきっかけとなった。核兵器の実験・使用・製造・生産・取得・貯蔵・配備等の禁止を主な内容とする。なお核兵器の通過については規定がない。追加議定書1と2があり、議定書2は地域内植民地の宗主国に対して開放されている。イギリス・アメリカ・オランダが批准している。議定書2は核兵器保有国に開放し消極的安全保障を求めている。条約締結地のメキシコ外務省前の広場にちなんでトラテロルコ条約とも呼ばれる(註2) |