(原文:http://www.trumanlibrary.org/whistlestop/study_collections/bomb/large/
documents/index.php?documentdate=1946-12-16&documentid=18&studycolle
ctionid=abomb&pagenumber=1) |
トルーマンからカール・T・コンプトンへの手紙 1946年12月16日 |
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「もし原爆が使用されなかったら?」を読んで
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アトランティック・マンスリー誌、1946年12月号掲載の、カール・T・コンプトンの記事「もし原爆が使用されなかったら?」を、コンプトンの送った掲載号で、トルーマンは読んだ。以下はその際に、トルーマンがコンプトンに送った手紙である。
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親愛なるコンプトン博士:
アトランティック・マンスリーからの記事「もし原爆が使用されなかったら?」を送っていただき、誠にありがとうございました。
私は、また元陸軍長官、ヘンリー・L・スティムソンに事実関係を整理し直し、何らかの記録の形にするように頼んでいるところです。彼はそれをしてくれていると思います。
あなたのアトランティック・マンスリーでの記述は、あの時の状況を見事に分析しています。ただ一点、最後の決断を下したのは大統領でありました。そしてその決断は、すべての状況に関する完全なる調査のち下されたのであります。到達した結論は、基本的にあなたが記事で述べている通りであります。
日本人は、原爆投下に十分前もって、公平な警告を与えられ、条項(*ポツダム宣言のこと)を提示されていました。最終的には、かれらはその条項を受け入れました。私は、原爆が、彼らをして条項をうけいれさせたのだと想像しています。
カール・T・コンプトン博士
学長 マサーチューセッツ工科大学
ケンブリッジ 39、マサチューセッツ州 |
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