(2011.2.17)
 【参考資料:イラン核疑惑】

<イラン核疑惑>テヘランの在イラン日本大使館現職職員逮捕
<その1>

 未確認情報だが、テヘランの在イラン日本大使館の現職職員が逮捕された模様だ。2011年2月16日付イラン日本語ラジオの電子版は「在テヘラン日本大使館の現地職員が逮捕」という見出しの下に次の記事を掲載した。<(http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=16535:2011-02-16-10-05-38&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116)>

 消息筋によりますと、在テヘラン日本大使館の現地職員が、2月14日にテヘランで起きた暴動に参加したために逮捕されました。

この暴動は、14日月曜、イランのイスラム体制に反対する政治グループの呼びかけと外国メディアの大規模な宣伝により、テヘランの一部の地区で発生しました。

この局地的な暴動の中で、市民2名が殉教、数名が負傷した他、公共施設に被害が出ましたが、国民の賢明さにより、暴徒の目的達成は阻止されました。

この暴動には、テヘランにある一部の国の大使館が関与しましたが、これまでに関与が明らかになっているのは、イギリス、スペイン、日本の大使館です。』

 この記事で「暴動」といっているのは西側メディアで「反政府デモ」と伝えている動きのことである。この短い記事から事実関係を確認するのは難しいし、逮捕されたのが日本から派遣された職員なのか現地採用の職員なのかを判別することも難しい。

 ただし私は、イランの反政府デモ(上記記事では暴動)にテヘランの日本大使館が関与していたと聞いてもさして驚かない。

 (以下次回に続く)