(2010.5.5) | ||||
オバマ政権と核兵器廃絶 一般関連資料 | ||||
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主要報道によれば、 オバマはイスラエルの核を取り上げたい (Obama wants to take Israel's nukes, according to reports) |
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今週(5月3日から始まる週。5月3日からはNPT再検討会議が始まった。)の幾つかの主要メディアの報道によれば、アメリカの大統領バラク・オバマは、イスラエルが保有していると見られている核兵器敞を撤去する取り組みをエジプトとロシアと密接に進めている。 もっとも象徴的なのは、ウォール・ストリート・ジャーナルの「オバマ、エジプト提案の中東非核兵器地帯宣言の採用に熱意」とする報道だ。中東非核兵器地帯をまとめる地域会議は、これを守ろうとするすべての諸国に対してかなりな圧力になりうる。 中東において唯一核兵器を持っていると信じられている国として、イスラエルはそのような動きの明白なターゲットだ。ワシントンはイスラエルに核兵器を放棄するよう圧力をかけながら、イランの反抗的な核計画を辞めるよう説得する願ってもない機会だと(イスラエルに)勧奨している。 この「観点」は、ニューヨークの国連本部でつい最近開始された核不拡散条約再検討会議で議論される主要議題にもなりつつある。アラブ及びイスラム諸国は、イランから注意をそらせるための努力の一環で、熱心にこの議論に加わり、イスラエルの核計画に関する議論を押し進めようとしている。 アメリカの元国連大使、ジョン・ボルトンは、オバマはモスリム(イスラム諸国)の思うつぼにはまっている、そしてそれはイスラエルの長期間の安全保証を脅かすことになるだろう、と警告した。
とボルトンはイスラエル軍ラジオ放送に対して述べた。
イスラエルは核兵器を持っているかどうかについては確認も否定もしていない。しかしほとんどは、イスラエルは少なくとも200の核弾頭を保有していると信じている。 これら核兵器が、もし存在しているならば、イスラエルを侵略し破壊しようとする、その他の幅広いアラブ世界に対する主要な抑止力である。イスラエルが核計画を持つ前には、このユダヤ人国家を絶滅しようと、隣国アラブ諸国は3回の全面戦争を仕掛けてきた。 |