(1)
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原爆投下は、冷戦を作り出すために使用されたこと。 |
(2) |
その目的は、戦後も原子力エネルギー分野に連邦予算を、「残虐な原爆」について説明をしないまま、使いたかったこと。 |
(3)
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その役割は戦後米原子力委員会に引き継がれたこと。 |
(4)
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従って、トルーマン政権中枢がもっとも恐れたのは、「残虐な原爆」の実態が米市民に知られることだったこと。 |
(5)
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その役割は戦後米原子力委員会に引き継がれたこと。 |
(6)
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原爆投下後、暫定委員会のメンバーを中心に「原爆は対日戦争終結のために使われた」とする大キャンペーンがはじまったこと。(トルーマン回想録はこのキャンペーンの一部としても機能しました。) |
(7)
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原爆投下は対日戦争終結を幾分(一週間から10日)はやめた、という歴史的事実もあって、上記キャンペーンは大成功を収めた、つまり「世界はみごとにひっかかった」こと。 |
(8)
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「原爆は対日戦争終結のために使われた」は全く創作された論点だったために、この論点をめぐる論争はすべて「先決問題解決の要求」を満たさない、同義反復に終わっていること。 |
(9)
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これを延々60年以上にもわたって続けていること。(大きくいえば、久間発言とそれに対する批判もこの一部です) |