(2010.4.24) | |||
<参考資料>イラン核疑惑:テヘランの「反核サミット」関連 | |||
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テヘラン会議にインドネシアは外相を送り込んだようだ。イランはインドネシアとの外交関係が緊密であることをアピールしたいと見える。この記事はイラン・ニュース・エイジェンシー(IRNA。日本でいうイラン国営通信)の2010年4月18日付けの記事。(<http://www.irna.ir/View/FullStory/?NewsId=1063344&IdLanguage=3>)。以下本文。 | |||
テヘラン、4月18日、IRNA発――イランの外相、マヌシェール・モッタキは日曜日(4月18日)、「みんなのための原子力エネルギー、だれのためでもない核兵器」という考え方は、一つの文化に発展すべきだ、と語った。 モッタキは、土曜日(4月17日)朝から始まった「第1回軍縮及び不拡散に関する国際会議」に付随して開催された、インドネシアの外相、マーティ・ナタレガワ(Marty Natalegawa)との会談であさいつを行った。 テヘランージャカルタの建設的協力関係に触れて、モッタキは両国間の拡大相互関係は地球全体の平和と安定を強化するだろうと語った。そして国際社会が核兵器不拡散条約の主要な条項の実現化に成功していないことを遺憾に思うと、語った。 NTPへ向けての、核兵器大国の不適切なアプローチが、核兵器の次の世代を生んでいる、根本的原因である、繰り返した。 イラクとアフガニスタンにおける政策は「失敗」として言及し、イランの外相は、2010年という年は、アフガニスタンにおける和平と安全保障を確立するためには、決定的に重要な年となろう、と予測した。 インドネシアの外相は、テヘランとジャカルタとの間の経済協力を発展させることを要請した。
中東及び世界の双方に影響力をもった国としてのイラン・イスラム共和国に触れて、イランの外相は、アフガン問題の解決に軍事的解決はありえないと強調した。 イランの外相は、平和的原子力技術の追求は、すべてのNPT署名国の正当な権利である、と繰り返した。 |
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(そのEに続く) | |||