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愛宕山の土を岩国基地の沖合に運んで、愛宕山に新たな岩国市民の住宅ができると聞かされたのは私が中学2年の時でした。でもそこは米軍住宅になるのだそうです。岩国市民の騒音をなくすために、滑走路が沖合に移動するのだと聞いていました。ところが、それは厚木から艦載機が移駐して来るためでした。これが政治家は嘘つきだということを、私に確定付けた出来事でした。』 |
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授業中に凄い爆音がして、先生の声が聞こえなくなります。授業は中断します。私は高校のこの大切な時期に、授業が中断して欲しくない、授業が中断しない環境の中で勉強したいと思っています。』 |
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友達の中には、爆音が気にならない、という子がいます。この子は基地のすぐ傍で暮らしていて慣れたのだそうです。私はそれを聞いてびっくりしました。慣れというのは怖いものです。でも、どんなに慣れることができても、当たり前でないことに慣れてはいけないと思います。授業中に爆音で授業が中断するのは、決して当たり前のことであってはなりません。』 |
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岩国や広島で、女の子たちがアメリカの兵隊にひどい目に遭っていると聞いています。それを聞くととても不安に思います。』 |
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私たちがこんな環境で暮らしていることを、世界に、アメリカの人たちに訴えたいと思います。私は自分に投票権のないことを残念に思います。もし投票権があれば政治を変えることができるのに、と思います。投票権のある人たちが棄権すると知って私はびっくりします。』 |